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鑑定士の証人尋問では

2016.09.10 14:30

やっと週末。

今週は忙しい一週間でした。

9月6日の不動産鑑定士2名の証人尋問では、法規制ができる前の安定型産業廃棄物処分場にどのような危険性があるのか、また、その土地を宅地として使う場合にどのような法規制があり、どれだけの余分な費用がかかるのかについての認識がほとんどなかった・・・・

(もちろん、お二人それぞれ程度はちがいますが)

という事実が法廷のもとに露呈されました。

お二人とも「宅地見込み地」として評価したのは、自分の判断であり、岡山市からの指示ではなかったということは、はっきりとおっしゃいましたが・・・・

宅地見込み地といいながらも、お一人の方は、「私は運動場として使うのが最も適切だと判断し、運動場として使うということで評価した」(私が答弁を聞いて理解した内容なので、言葉は違うかも知れません)

などと、意味不明な答弁を繰り返し・・・私たちは、「???」と感じながら、しかし、岡山市と不動産鑑定士の間に、きちんとこの土地が産廃跡地であり、その危険性や、建物を建てるとなるとどのような手続きや余分な工事が必要になるのか、などという話し合いや確認は一切無かったのだということがよく分かりました。

それだけでも、今回の土地鑑定の違法性が見えてきたのではないでしょうか。

でも、今回の問題で悪いのは不動産鑑定士のお二人ではなく、このようないい加減な土地鑑定をさせた岡山市側だと私は確信しました。

不動産鑑定士は、岡山市の意向に沿った鑑定をしただけなのでしょう。

来週9月13日(火)14:00~17:00の予定で元岡山市職員と原告側からは私が

証言台に立ちます。

今日、午前中に弁護士の先生と打ち合わせ。13日に臨みます。みなさま、ぜひお越しください。そして、この火葬場問題の根底にどのような問題が潜んでいるのかを明らかにしたいと思います。

私たちの強みは、何も隠すことがないこと。ありのままの事をありのままに、証言するだけです。それを第三者の目で、しっかりと裁判官の方に判断していただきたいと思います。

これまでの4年間、しんどいこともつらいこともたくさんありましたが、私たちは頑張って来てよかったと思います。

信念をもって声を出すことの大切さをしみじみと感じています。これからもきちんと伝えなければならないことは、伝え続けて行きます。