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Note × Note ~音楽と出会う場所~

【考察】BUMP OF CHICKEN『アンサー』 見つけた"答え"とは?

2017.07.09 08:41

どうも、ToRoです。


またBUMPかッ!!

なんて思っている方もいらっしゃると思いますが、またBUMPです(笑)


今回は、アニメ『三月のライオン』の主題歌となった「アンサー」。

アニメ化前にも漫画『三月のライオン』とBUMPはコラボを行っており、単行本を購入するとコラボ曲「ファイター」のCDがついてきました。

作者の羽海野チカさんがBUMPのファンであり、彼らも「三月のライオン」を愛読していたことから、コラボが実現したみたいです。

将棋を題材とした、15歳でプロ棋士になった主人公「桐山零」の物語。

幼い頃に家族を失っていたり、父親の友人の棋士に内弟子として引き取られるも、その家族と上手くいかずに一人暮らしをはじめたり、高校では周囲に溶け込めず孤立したりと、ドラマチックな人生を歩んできた「零」の生きることに真剣に向き合った作品。


アニメーション制作を、『<物語>シリーズ』や『魔法少女まどか☆マギカ』の「シャフト」が担当することで、アニメ放送前は世界観が合わないのではないか等の理由で、不安なファンも多かったが、実際に放送されてからは原作を見事に再現しており、綺麗な描写で描かれていたことから安心の声も多かった。

※考察はあくまでも僕が感じた内容です。受け取り手それぞれの解釈があります。


この曲を初めて聴いた時は、BUMPにしては明るい曲だなぁって思いました(笑)

Aメロは哀愁漂う感じでしたが、"決意"というか散々迷ってきたけど、今はもう"答え"を見つけている、って感じが歌詞やサウンドから伝わってきました(笑)

サビに入った瞬間、まさに一瞬で色がついた感覚になりますね!!


さて、今回もAメロから最後まで歌詞を考察していきます。 

長くなると思いますが、水分補給を忘れずに、お付き合いくださいませ。 

(歌詞はこちら)


Aメロ

魔法の言葉 覚えている 虹の始まったところ 
あの時世界の全てに 一瞬で色が付いた 


魔法の言葉」を誰かから貰うまでは、嵐の中のような、曇りで真っ暗な、世界はモノクロに見えていたのでしょう。

しかし、誰かから「魔法の言葉」を貰ってからは、モノクロな世界に色がついて、雨も上がり虹がかかった。


ここで「虹」は、"笑顔"を表しているのかな、って思いました。

ただ、2Aでの「虹」を考えると、"幸せな時間"なのかな。


魔法の言葉」というのは、人それぞれだと思います。


苦しい、絶望的な状態から救ってくれた「言葉」のおかげで、世界に色がついて、それがまるで魔法のようだったのでしょう。


A'メロ

ここの部分は「魔法の言葉」を貰う前、モノクロな世界だった頃の歌詞かなぁ。

「どこまでもいかなきゃ」から、自分の意志ではなく誰かのためという感じで、使命感を感じますね。

失敗したら怒られるとか、親の顔を伺ったり、信頼してくれている人を裏切っちゃいけないという感じ。


「陽射し」というのは、「光」つまり「夢」や「目標」のことでしょうか。

「夢」を叶えるところまで来たけれど、全然嬉しくなかったのでしょう。


Bメロ

本当の声はいつだって 正しい道を照らしている 
なんだって疑っているから とても強く信じている

「本当の声」とは「心の声」や「気持ち」でしょうか。

頭で考えていることや、口で出している言葉よりも、「心の声」が何よりも正直者なんです。

思っていることと違う言葉を発してしまうような、あの感じかなと。


2行目は、なんでも疑う性格だからこそ、正しいと思ったことは強く信じる、という信念でしょう。

信頼関係のような、初めて出会った人をいきなり信じることは滅多になく、最初は疑いだらけですよね。でもそのうち、信頼が芽生えていって、気がついたらその人ことを信じてしまっている。もう疑わないですよね、不思議と。


そんなような意味だと思います。


無理矢理まとめると、正しいと思ったことを強く信じる信念は、正しい道を選んでくれる、ということを歌っているのでしょう。


サビ

心臓が動いている事の 吸って吐いてが続く事の 
心がずっと熱い事の 確かな理由を 

前半2つのことは"生きる"上で当たり前のことですよね。

心臓は止まると死んじゃうし、呼吸も止めたら死んじゃいます。


心が熱いというのは、"生きる理由"や"大切な存在"に出会えたり、見つけたということでしょう。

もう一人じゃないんです。世界は色づいて見えるんです。


雲の向こうの銀河のように どっかで無くした切符のように 
生まれる前の歴史のように 君が持っているから

銀河には多分一生行けないし、切符は無くしたら多分見つかんないし、生まれる前の歴史に多分一生行けないし、そんな不可能だと思っていたものを君が持っていたのでしょう。

(君が持っていたというより、君と出会ったことで見つけられた、という解釈の方がすっきりするかも)


サビの内容を無理やりまとめると・・・

君と出会ったことで、生きる理由を見つけた。君が生きる理由なんだ。」というところでしょうか。


それだけ わかっている 
僕だけ わかっている

これは、あれですね。

君にとっては僕は大切な存在ではないかもしれないけど、僕にとっては大切な存在なんだ、的な。


2Aメロ

くよくよ泣いたって、絶望的に落ち込んだって、一度負った痛みや悲しみ、思い出は決して消えることはない。


痛みは忘れたって消えやしない。


2A'メロ

魔法の言葉 覚えている 虹の辿り着いたところ 
転ばないように気を付けて でもどこまでもいけるよ

Aメロ、A'メロの対比というか、進歩というか。

"虹"に辿り着いた、つまり"幸せな時間"が終わってしまうことを示すような。


「でもどこまでもいけるよ」は、「でも、もうどこまでもいけるよ」という言葉が隠れているのかなと思います。

君と出会う前は、親のしがらみとか使命感といった重たいものを背負っており、自分の意思で歩んではいなかったこの道だったけど、今は自分の意志で進めるよ!と言う感じに。


2Bメロ

ここで見つけた無くしたくないものは、"生きる理由"や""など、大切なモノ。

そういうモノって、出会えたらとても嬉しいですけど、同時に無くしたらと思うととても怖くなりますよね。


好きなアーティスト、夢、彼氏彼女などなど。

BUMPと出会えたことは最高に嬉しいことですけど、解散とか亡くなったらと思うと怖くなります。


2Cメロ

想像つかない昨日を越えて その延長の明日を抱えて 
小さな肩 震える今 それでも笑った 

「想像つかない昨日」よりも「想像つかない日々」だとしっくりくるかもしれません。

毎日が想像つかないことの連続で、その延長である明日ももちろん想像つかないので、不安です。

不安で怖いけど、笑えるんです。


昔と違って、大切な人や生きる理由に出会えたから。


迷路の奥のダイヤのような 届かなかった風船のような 
気付けなかった流星のような 涙を貰った 

迷路の奥はゲームでいう、ダンジョンで高価な宝を見つけたイメージです(笑)

ここで挙げている3つの例は、どれも達成感というか、やった!!嬉しい!!という気持ちですね。


つまり、嬉し泣きが出来るようになったんです。

君と出会うことで、嬉しくて泣けるような大切なモノと出会えたんです


3Cメロ

砂漠の粒のひとつだろうと 消えていく雨のひとつだろうと 
貰った 名も知らない花のように 今目の前にあるから 

ここで挙げている例は、"名づけようのないモノ”ということかなぁ。

数ある砂漠の粒も、雨粒にも名前はありません。


そんな名づけようもない気持ちが目の前、心の中にあるのでしょう。

僕なりに、この楽曲で伝えたかったことをまとめてみました。


簡単に言うと・・・


生きる理由やそれを教えてくれた存在に出会えた。
もう一人じゃない。

この進んできた道は自分の道だから、もう迷わずに心が信じたこの道を歩んでいこう。


という感じかなぁ・・・(笑


一概に「この曲はこういうこと!!!」と言えないところが、音楽の奥深さですね

(ただの理解力不足w)


まとめ終わったところで、締めようと思います(笑)

考察のリクエストなどなどございましたら、遠慮なくお願いします!!

僕なんかでよければ、どんな曲でも考察してみます!!!


それじゃ!また!

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ぜひ一度動画をみてください、そして気に入って頂けましたら… 


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