ゼロから始める経営学 Vol.23
2017.07.09 10:24
第1章 企業成長のための戦略と組織
補論1 スリーエム(3M)の社内ベンチャー
・3M…研磨剤から出発し、接着剤やテープ類に多角化したアメリカを代表する化学系企業である。
・3Mは一貫して社内ベンチャーを実践し、しかもそれを会社全体の成長のバネとして事業内容を大きく展開し、拡大するのに成功してきた。
・アイデアを持った人間は「密造」を行い、上司の所へ行って資金提供を願い出る。アイデアの保有者は早い段階からグループを作り、このグループは最低、マーケティング、技術、製造、財務の四領域から構成される。
・売上高50万ドルを超えると、ベンチャー・チームは正式に「プロジェクト」に昇格するが、30カ月の累積赤字200万ドルを超えた場合には、有無をいわさず撤退する。
・厳しい財務的な評価によって企業内起業家の注意の焦点が自然に一点に収れんしていくようになる。
・創業以来のドメインが、維持継続されていて、個人の自由な動きをほとんど無制限に奨励しながら、なおかつ高度に集約的な多角化になっていることがわかる。
(参考)経営学 入門(下)