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suma's Occupationー作業療法を楽しむためにー

作業療法は、今どこを歩いているか

2017.07.09 17:10

こんばんは、sumaです。



久しぶりに開いたなあ、と思ってみてみると、1カ月ぶりでした。



自由気ままなブログですので、もし待たれている方がいたら、申し訳ありません。(いないと思うけど笑)



さて、今日は作業療法について振り返ってみようと思います。



この世の中、結構なスピードで情報が移り変わっていきます。



特に医学では、5年前の常識は今では非常識になってしまうほどです。



さて、作業療法はどうでしょうか。



アメリカのOT協会設立から100年弱、日本OT協会設立から50年が経ちました。


僕らはどこに立っているのでしょう?



僕らはどこに向かって歩いているのでしょう?



そんな話です。


まず、現代の作業療法は、医学界が牽引するEBMの時代に習い、EBOT(根拠に基づく作業療法)の実現に努めていると考えられます。



それは医療保険において作業療法が存在していくために、必要なことです。



しかし、作業の定義と解釈は、多職種においても、同職種内でも曖昧であり、多様な捉え方がされてきました。



そのため、作業療法が扱う範囲は広く、多様で、曖昧でした。



よく言えば、多様で柔軟性を持つと言えるでしょう。



しかし、多職種からは曖昧で何をしているか分からないものを、ありのまま信用することは出来ません。



そこで、科学的根拠を示すことに躍起になるのです。



われわれ作業療法士は、様々な場面で科学的根拠を示してきました。



研究、事例、活動報告などを通して。



まだまだ十分とは言えませんが、確実に前進していると思います。



しかし、1つの弊害があります。



それは実証的研究至上主義とも言える、思考の偏りです。



言えば、データに惑わされ過ぎてしまい、本質を見失っているものと推察されます。



つまり、作業は健康に良いものだ、趣味や役割は認知症予防に有効だと示しながら、



で、作業療法士は何をするの?



という問いに答えられないOTが一定数いるのです。



すると、どうなるか?



なんか色々研究してるみたいだけど、結局OTは何してるかわからないね。



作業って連呼してるけど、結局は何でもいいんでしょ。



そんな声を聞くことになります。




つまり、作業療法士は、作業療法の根幹をもう一度見直さないといけなくなっています。

もう一度繰り返します。


哲学は、諸科学の基礎づけを目指す学問とされています。


今、作業療法士は科学の証明に向かって突き進んでいます。



しかし、見落としてはなりません。



その基礎が揺らいでいる内は、せっかくの科学の証明が無駄になってしまいます。



今現在、未来のOTを見据えて必要なのは、



作業療法の哲学を理解し、基盤をしっかりと固めることです。



その上に、科学があるのですから。



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