鉛筆、どこまで使う?
2017.07.10 08:36
可愛い物に目がいくお年頃の娘。
ステーショナリーが大好きで
可愛い鉛筆や、ペンを集めたいご様子。
わかるんだよなあ。
私もそうだったよなあ。
と、思うのですが
中途半端な鉛筆を見ると
さすがに勿体無いと思うわけで。
この「もったいない」をどう伝えようか、
どう体感させてみようか、
などと考えております。
世界にも、もちろん日本にも
欲しくても手に入らない子供はいっぱいいる。
その視点もあるけど、
他の視点で大事に大切に物を扱うことを
伝えていきたいなあと思っております。
まあ、しかし
まずは、自分が大切にしてるかあ?
と問うと
着てない服、読んでない本、
衝動買いした100円ショップの物…
あー、やっぱり自分からだわ…
と反省するのであります(^^;
昨年、伊勢神宮を参拝した時に
式年遷宮の話の中で
檜の柱の再利用のお話を
聴かせていただきました。
*
「内宮及び外宮 正殿(しょうでん)の
棟持柱(むなもちばしら)は、
内宮の宇治橋両側に立つ鳥居に使われます。
(棟持柱は、大黒柱に相当)
その鳥居はさらに、
旧東海道 関の追分の鳥居と
桑名の旧七里の渡し場の鳥居として使われます。
ですから、正殿の棟持柱は
少なくとも60年神宮関係の用途に
しっかり使われます。
*社殿や鳥居などに使われた檜の材料は、
全国の神社でさらに再利用されます。」
*
20年で建て替えられるなんて
勿体無いないなあと思っていた単純な私。
この再利用のお話を聞いて感動☆
この式年遷宮が1300年も続いてるのですよね。
現在も、200年後に使われるであろう
檜を「宮域林」と呼ばれる神宮の森で
育成しているとのこと。
200歳の檜。。
気が遠くなりそうですが、
大切に育て、ありがたく使い、
最後まで再利用していく。
そんな自然と共存するための
原理原則を忘れないように。。
と思ったのであります。
娘と、何回再利用できるか…
なんてゲームにしてみようかな(#^.^#)