ステージ4でも美容を楽しむ 医療用ウィッグカットevergreen
2017.07.10 22:45
みなさんこんばんは
江東区北砂南砂西大島 砂町銀座商店街入り口の美容室 ヘアーシップリボーン
30代40代50代のみなさまを変身させる !
美容師 相澤一也です。
このブログは純度99%お客様オンリーのサロンワークです。
相澤「病気の治療中でウィッグをお使いなのですか?」
お客様「あ、私は末期なので 最後までずっとです〜。なのでウィッグもずっと」
衝撃的なトークで始まった 今回のブログ
ゲストは
MONICAさん
3年前に乳がんが発覚
骨に転移が見つかり手術が出来ない状況。
現在、抗がん剤で治療を続けながらガンと共存を目指しています。
今回は 医療用ウィッグのカットでご来店くださいました。
MONICAさん(以下Mさん)「以前着けていたのが25万円ほどしました。カットも丁寧にしてくれたのですが、今回もお願いしたところ、そこで購入したものしかカットしてくれないそうで困っていました。」
相澤「完全に大人の事情ですね」
Mサン「そこでTOMOKOが相澤さんを紹介してくれたんです。」
(毛先をラウンドにカットして軽く)
いやしのウィッグ
EVERGREEN
ご自身の体験を踏まえ、フルオーダーで
ウィッガーのためのオリジナルウィッグを製作されているTOMOKOさんのお店。
フロント部分やエリアシにシルクスキンで厚みの出ない作りのウィッグは、ひと目で見てウィッグとわかりません。
全国の脱毛に悩むウィッガーから熱い信頼を得ています
↑こちらのカオリさんが着用しているのも EVERGREENのウィッグです
個人で営業されているので、興味のある方には連絡先をお教えいたします。
(参考価格 今回のMONICAさんのウィッグで10万円代。このレベルのウィッグでは破格です)
(重くならないように自然にレイヤーを)
Mさん「私、元の髪の毛はチリチリのくせっ毛だったんです。だからウィッグになって楽しくて。
このウィッグはヘアーアレンジ出来るって聞いたので、YouTubeで勉強してるんですよー」
(長めの前髪からレイヤーを)
Mさん「職場の先輩が、海外旅行に連れて行っくれるんです!どうしてもこのウィッグをかぶって行きたくって」
相澤「それは楽しみですね〜^^お仕事も続けながら治療をされているんですね。」
< おくれ毛>
↑もみあげや
↑エリアシもリアルに作ります
相澤「ちょっと髪の毛を上げてもらっても良いですか?」
Mさん「私 左腕上がらないので右手でいいですか〜?」
相澤「お、おぅ、、、、(//∇//)」
ウィッッガーだってセクシーでいいじゃないか!!
冗談はさておき
ヘアーアレンジや風に吹かれた時に
<おくれ毛>が自然さを演出します。
あ、分け目だって
ね?
(注:医療用ウィッグです)
(手触りもサラサラです)
Mさん「相澤さんは どんな感じなんですか?」
相澤「僕は手術のみで経過観察です。
右下唇が動かないのと、耳まで感覚が無いくらいで、他は元気です^^」
Mさん「いいなー羨ましい!私も骨を増やす治療をしたらアゴの骨が壊死しちゃって感覚が無いんですよ〜
骨の検査した時、真っ黒だったから」
(ウィッグに枝毛があると心配してるMさん)
Mさん「薬もいよいよっていう時の2カ月前くらいには止めれる予定なの」
(この長さで、このカラーリングをされている方は枝毛があった方が自然ですよと説明)
Mさん「今は副作用で動けなくなる日もあるけど」
(ヘアーアイロンで巻いて仕上げ。いい女にしか見えません笑)
Mさん「動ける時は目一杯楽しんでるの。毎日楽しいよ〜^^」
相澤「写真を撮らせていただいても良いですか?」
Mさん「もちろん!!TOMOKOのウィッグを沢山宣伝して上げて〜」
最後にMONICAさんから一言
他の抗がん剤治療中の同じガン患者さんに参考になれば嬉しいで〜す✨
遠く、西東京から来店して下さったMONICAさん。
一点のクモリも無い目で、自らの病状をお話しになる姿に感銘を受け
確実に今を楽しみ、生きている姿に
僕もあの時の気持ちを思い出しました。
本当に素敵な方です
MONICAさんTOMOKOさん
ありがとうございました。
これからも あなたのウィッグをカットさせていただきます。
よろしくお願いします。
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