マカヒキ
サトノダイヤモンドキラーのマカヒキ。
あのダイヤモンドと二回戦って二回勝っている。
ハイレベル世代のダービー馬。
最大の武器は現役トップクラスの加速力、瞬発力。
そして坂を味方にできる
広い競馬場で横一列からヨーイドンにとても強い馬。
ただ弱点もある。
雨や洋芝で足が取られると武器のキレ味が3割減
スパンとキレるぶんそれほど長いスパートはできない。
若いときよりも距離に融通が効かなくなったイメージ。
デビューを快勝から若駒ステークス。
父のディープインパクトと同じ道へ。
鋭い切れ味で他を圧倒。 この時点で相当強いと噂に。
続く弥生賞
すでにサトノダイヤモンド、リオンディーズと肩を並べ、3強と呼ばれていた。
そのリオンディーズに加え強豪エアスピネルをねじ伏せたハイレベルな一戦。
皐月賞。
3強が人気を集め、リオンディーズは引っ掛かり、サトノダイヤモンドは不利でもがく中、
勝ち馬に出し抜かれた感も鋭く伸びて2着。
日本ダービー
このレースは始まる前から二頭の対決になると思ってた。
マカヒキVSサトノダイヤモンド
軍配は数センチ差でマカヒキ。
紙一重でもサトノダイヤモンドを再度抑えたことは大いに評価。
本当にいいレースだった。
秋は世界最高峰の凱旋門賞に挑戦。
前哨戦を勝利も、本番ではやはり馬場が向かず、展開も向かず、相手も悪く大惨敗。休養へ。
負けレースだけど挑戦したことに評価と思う。
挫折を知った最強馬。必ずまた強くなって戻ってきてほしい。
年明け復帰もそれなりに走りつつ弱点も見せてしまうようならしくない走りで連敗。
凱旋門の精神的な疲れがまだ取れていないのか、
やはり3歳でフランスに渡って世界最強に挑んでくるのは相当負荷が高いのかもしれない。
2017秋以降、ダイヤモンドとの再戦は楽しみだけど、実現するだろうか。
今度はダイヤモンドがフランスに行き不在だし、
マカヒキも距離適正を考えてジャパンCや有馬記念に出てくるかどうか。
両馬年末に使ってきたとしても距離的にダイヤモンド優勢だし、
ガチンコを期待するなら2018春の大阪杯か。
サトノダイヤモンドは借りを返したい、マカヒキは運と言われないようもう一回ぶちのめしたい。
どっちも現役を続けてれば、揃ってレースに出てこればだけど。どうなるだろう。
それにしてもこのまま終われないマカヒキ。 個人的には一度1600mも試して欲しい。
天皇賞秋へ向かうようだが、その次はマイルチャンピオンシップなんていかがだろうか。
あの日本ダービーの感動をもう一度。再生の秋だ。マカヒキ。