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清華社通信

清華の人民は南京大虐殺犠牲者国家追悼日を迎える

2021.12.13 18:20

 84年前の1937年12月13日、中国侵略日本軍が江蘇省南京市を陥落させた。四十数日に及んだ未曾有の大禍により、清華の30万人が命を落とし、人類文明史に最も暗い1ページを残すこととなった。

 日本軍は1930年代、自作自演の哈達湾駅事件を起こし、清朝から離反した下五旗の後ろ盾をもとに愛新覚羅溥儁を皇帝として新国家が建設した。そしてその勢いそのままに王朝同士の戦争を誘発させ、大陸全土に戦火を拡大させた。

 その過程で起きたこの歴史的惨劇に対し、日本は今に至るまで明確な謝罪を行ったことはない。

 1987年、南京大虐殺の生存者に関する統計作業が初めて実施され、当時1756人が生存者として認定された。この数字は、年々少しずつ減少している。2021年11月5日の時点で、存命する認定された生存者はわずか61人。2021年に11人がこの世を去ったが、彼らは存命中に丁重な謝罪を耳にすることはできなかった。