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夏のお茶会、浴衣会が終わりました

2017.07.11 13:53

7月に入り暑さ続く毎日ですね、先週末は社中のみなさんと夏のお茶会、浴衣会をいたしました。(社中とは、茶道では同じ先生に学ぶお弟子さんたちのことを呼びます。)

母の社中のみなさまと私の社中のみなさまとご一緒の浴衣会でした。



毎年行っている会ですが、今年は開催できるかどうか直前まで危ぶまれました。

といいますのも、6月中頃に体調を崩した母が7月のお茶会に間に合うかが分からなかかったです。お茶会を開くために、今年のしつらえのテーマを考え、お茶会用のお道具を選びひとつひとつ出していきます。お稽古用のお道具とは全てかえていますので、ひとつひとつの箱から出して並べてを繰り返すだけでも体力を使います。

今後はもっと私がしっかりと母を支えないといけないと思う機会となりました。


さて、そんな事を思いながらも、お茶会の準備をしていると母はどんどん力が湧いてくるようでした。おもてなしをすること、社中のみなさんが喜ばれるといいなと思いながら準備をすることで元気に準備をしていくのがわかります。


今年も本席と立礼席の2席です。すべてご紹介するのは長くなってしまいますので

立礼席のお軸をひとつ・・



語り尽くす山雲海月の情とよみます。

この意味は、昔、中国の旅人同士がはじめてあった際に、山や雲、海や月のお話をするとご自分の事をすべて話せてはじめてあった者同士でも盛り上がったそうです。

この浴衣会のひとときも、そのような会になればいいなとこのお軸と決まりました。


お菓子は「うちわ」と「天の川」

お干菓子




母がいつも言います。

本当に優しくて楽しい方ばかりお弟子さんがいてくださって感謝だね。

私も育った社中のみなさんのような雰囲気が好きだから、この雰囲気を感じて欲しいと思っています。

「初めて参加したけど楽しかった、他の社中の方が優しくてたくさん教えてくれた。」

「他の方とお話することもとても楽しかった。」

と初めて参加された方からから連絡をいただけることはとても嬉しく、幸せな1日だったと心から思う日となりました。