観光型街コンは本当に活性化に?
基本的には“なりません”。
ただし、引き続き行う事でこれは一つの可能性になります。
例えば、以前非常に話題になっているのは、岡山県倉敷美観地区を中心とした、恋愛支援イベント「倉koi たこ焼きパーティde愛」
この目的をハッキリさせると「出会い」と「倉敷のアピール」だと推測できます。
ところが、これはあくまでも一イベント。
イベントと言うのは、“一瞬”の集客ツールと言う定理です。
イベントでは人を集めるためのネタの事を観光業では指します。
そのイベントによって、宿泊、食事といった、人が普段生活するために過ごす時間「生活時間」を贈ってもらうことが、観光業でのイベント活用法です。
最近多い、観光型合コンや街コンと言うのは、参加費は発生するものの、そのほとんどは主催者へ。 そしてイベントによっては参加費に宿泊や食事代が含まれています。
また観光での経済効果はリピーターになって初めて発生するケースもあります。
これは、とある見込み観光客を確保するためのPR・マーケティングコストや、宿泊施設・飲食店などを利用した際に発生する人件費などの運営費を引くと、その収益はほぼ無くなります。
つまり、なるべくコストがかからずに、人に来てもらった時に、利益となるんです。 イベントで来たお客様が支払う金額と言うのは、基本的には最少額で、リピーターになる可能性は意外と薄いものです。
PRやマーケティングでかかった費用を回収できるかもわからないのが本当のところです。 さて、「引き続き行う」という部分においては、これまでのお話でもお分かりいただけると思います。
続ければ、「口コミ」や「メディア」で知った人、つまりコストがあまりかかっていない人が参加してくるかもしれません。
そうすれば活性化に貢献できる事にもつながりますね。
まぁ、カップルになれた方々は、“生活”の活性化になりますよね! 実際私も独身なので、食らいつきたいところが本音ですがね(笑
あ、ちなみに、最近は「詐欺」の合コンイベントもあります。 お気を付けください!!