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kojinkai

自信@小6

2017.07.11 15:02

□の計算が苦手で、ずっと苦戦しながら、

それでも小4の時からしっくりこなかった子がいました。


その□の計算に向き合わなければならなくなったのは、

受験対策のための基礎計算強化のために、

予習シリーズ計算問題集の小5上教材を

毎週しつこく解かされているからです。

小6の受験スタートアップには、これまで

重たい中学受験内容に触れてこず、中堅くらいの

実力をしっかり身につけたいという目的ならば、

まず予習シリーズ小5上に手をつけるべきでしょう。

倍数・約数、平均、割合、速さ、図形、場合の数など、

様々な基本的な要素をおさえることができます。


まあ少し考え方の補助もしたのですが、

今日演習風景を横で見ていたところ、

割と複雑めな□の計算の速度がかなり

スピードアップしているのが分かりました。


「コツを掴んだ。」


と、そう言って前のページの解答痕も

見せてくれたのです。

ハマってんな〜これは、と。



夏休み、この子たちは自身が想像している以上の

量をこなさなければならないことを、まだ

正確には把握していません。

私は基本的に無理はさせませんが、

中学受験をしたいというなら話は別です。

受験というのは成績上位で合格し、

合格後も上位でいるということが前提で、

引き立て役で終わるような生徒で

終わらないようにしっかり基礎を

作ってあげたいという気持ちなのです。


意識の高い子も多いですし、

並大抵の努力では上位に上り詰めることも

なかなか困難を極めるものです。

公立中ほど簡単に順位が上がらないのです。

それで自信を途中で失いそうになる子もいて、

それを如何にかこうにか維持して、

成績を向上させるために動くという、

中学部は結構大変な環境に身を置いている子が

多いのですよね。



今年の夏は、例年同様午前10時から午後18時までを

とりあえずマストの学習時間として設定し、

小学6年生に伝えています。

学習時間にして6時間ほどでしょうか。


しかし、それでは絶対に終わりません。

いや、終わるのですが、やり直しや解き直しを

含めると絶対に終わりはしません。


ただ終わらせるだけでなく、恒常的に

完璧な理解を積み上げてゆく経験を

しっかりとさせてゆきたいと思っています。


小学6年生は、塾としても最も料金を

高く設定している学年です。

それゆえ、責任も大きく、やる気も

比例して高まっています。


やりきれば、ほとんど中学では手のかからない状態に

なっているでしょう。例え私立に行ったとしてもです。


やり抜けると信じて作った鬼カリキュラム、

しっかりついてきてほしいものです。