この時期だけ!超期間限定「黄油蟹」を求め海灣海鮮酒家@流浮山へ
あの伝説の番組「料理の鉄人」でお馴染み、香港人は知らない人はいないのでは?くらい
絶大な支持を誇るグルメ帝王「蔡瀾」(チャイ・ラン)先生からの直々のオススメ店です!
「香港にいてこの時期にコレ食べない人、信じられナイネ」と氏が力説されていた
食材が「黄油蟹」。ガザミの一種で、この流浮山付近に生息している蟹が暑さのあまり
身に蟹味噌が溶け出し、身までまっ黄色になり、別名「イエローバタークラブ」と
呼ばれるくらい、超濃厚かつ贅沢な味わいが堪能できるのです。
しかも、黄油蟹は、6月下旬から7月中旬に美味しさのピークを迎える、という旬が限られた幻とも呼ばれる、香港の中でも贅沢中の贅沢な旬食材です。
今回は、元朗地区の中でも深センが対岸に見える、際々の漁村「流浮山」という
香港でも超マニアックな場所、かつ黄油蟹のメッカに繰り出してきました。
繁華街なら、西鐵線の尖東駅より「天水圍」駅下車、K65のバスにて
終点の「流浮山」下車、蔡瀾(チャイ・ラン)本にも掲載されている
『海灣海鮮酒家』での黄油蟹体験の様子です。流浮山には「明記海鮮酒家」という
ミシュラン店がありますが、そこじゃないんです!!
このひっそりとした、宣伝っ気も商売っ気海灣海鮮酒家でないとこの美味しさは
堪能できないでしょう。
店専属の魚屋さんで大きさ、質、量を指定しながら選ぶシーフードは、どれも立派。
クオリティが高すぎなのに市街で頼むシーフードの1/3くらいの相場。
もう、シーフードを食べるならここを目指してください、と言い切ってもいい
くらい、全てが美味。
もともとの調理技術の高さから、街場の当たり前のメニュー
通菜(空芯菜)の腐乳炒めや伊麺の焼そば(炒伊麺)ですら旨みが
たっぷり、火入れが絶妙で美味なのですから。
黄油蟹はこのお店で食べるのが絶対オススメ!かつシーズンを外しても他の海鮮が
抜群に安くてウマいので、海鮮、と指定されたら、切り札にこのお店を訪ねてみて
くださいね♪
今回は、ディナー帯にお邪魔しましたが、ランチから営業していますので
週末、ブラっとプチトリップでのんびりとランチ&散策で訪れる
過ごし方もオススメです♪
【店舗情報】
店名:海灣海鮮酒家
住所:流浮山正大街44號
44, Main Street, Lau Fau shan
電話番号:2472 1011
営業時間:12:00-21:00
定休日:なし
(但し臨休、特別休などの可能性あり、要問合わせ)