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パパラギの里

朝のひと時から

2017.07.12 22:53

小鳥たちの囀りがなんとも美しい朝です。


ピチチチチ…

チッチッチッチュッ…

ピーヨッピヨッピヨッ…

ホー ホケキョ(!)



里とは昔から馴染みのおば様が昨日、庭で採れたブルーベリーを下さいました。

よく熟した実はそれだけでとっても甘いのです。

「今年は特に甘いの。お日様のおかげねえ。」

暑い暑いこの季節の日差しも、ありがたく思えてしまいます。


木に残しておくと、虫たちや鳥たちも食べに来るのだそうです。



赤い実はまだ酸っぱく、木によっても少しずつ異なる味を楽しませていただきました。



それから、色鮮やかなお庭のお花も沢山いただき、早速お寺の本堂、玄関、新館など、いたる所に供えられました。



玄関に生けるM子さん。

川辺から連れてこられた流木も活かされます。





実は知らず知らず、一切によって生かされているんだなあ、恩を受けているんだなあ

とは、和尚様の今朝のお言葉。


生きていくということは、少しでもそこに恩返しをしていくということだね、と…


人との繋がりはもちろんのこと、今朝の囀りやブルーベリーやお花たちや…ありとあらゆるものが、そこには含まれそうです。


小鳥たちのごとく、木の実や花たちのごとく、さり気なく恩返しを出来る身でありたいなあ、と


そんな朝でありました。