世界一過酷なドローンレーサーをメンテ!?
販促企画グループ ドローンレーサー担当の岩元です。
毎週金曜日はSea & Skyアイテムの話題をお届けします。
暑い日が続いておりますが、皆様、体調など崩されていないでしょうか。
外でR/Cを楽しまれる時は、まめに水分補給をして脱水症状や熱中症に注意しましょう!
さてさて、本日のブログはドローンレーサーのメンテナンスについて書きたいと思います。
こちらのブログでも時々登場しております二人羽織システムの体験機ですが、この機体、世界一過酷な状況で飛行しているドローンレーサーといっても過言ではないと思っております。
通常の機体に比べて受信機1つ分重いですし、体験会では一日中、右に左に上に下にと縦横無尽に飛び回ってあっちにぶつかり、こっちに墜落し、と常に過酷な状況に置かれております。
※手前味噌で恐縮ですが、空モノでここまで壊れない製品は、他にはない! と思います。
今回はその体験機をメンテナンスして感じたことを書かせていただきますので、皆様のご参考になれば幸いです。
「ドローンレーサーのメンテナンス手順」
1.機体の目視確認とゆがみの矯正
機体全体を見渡して破損パーツがないか確認します。
特に見るべきポイントは、プロペラのゆがみ・破損 プロペラガードです。
アームの水平、フレームのゆがみを確認して、ゆがみがある場合は、手で曲げて矯正します。
※力の入れすぎに注意しましょう。
アームは左右を比較して、フレームはアームと水平かを確認しましょう。
プロペラを1つずつ指で回してみます。
※ひっかかりや重み、異音を感じたら、シャフト or ギヤ or モーターのどれかが破損・変形している可能性が高いです。
2.キャリブレーション
水平キャリブレーションを行います。
※機体を水平なところに置き、送信機の電源をOFFにして、機体のバッテリーを繋げた状態で、Cボタンを長押しします。LEDの点滅が終わるのを待ちます。
ソナーキャリブレーションを行います。
※送信機の電源をOFFにして、機体のバッテリーを繋げた状態で、A・Cボタンを同時に長押しします。
ソナーを何もないところに向けてLEDの点滅が終わるのを待ちます。
3.テスト飛行
前進・後進・高度(低)・高度(高)・右旋廻・左旋廻をチェックします。
※特に旋回は、右だけ高度が落ちやすい等の症状が出ることがあります。この場合、アームのネジレ矯正をしてみて、それでもダメな場合はいずれかのモーター or ギヤ or シャフト or プロペラが壊れている可能性が高いです。
※2 高度が「高過ぎる or 低すぎる」場合はソナーキャリブレーションをやり直しましょう。
4.パーツ交換
飛行の状況から判断して、必要であればパーツを交換します。
5.キャリブレーション その2
一度分解したら、忘れずにキャリブレーションをしましょう!
6.テスト飛行 その2
再度テスト飛行です。またダメな点が見つかったら、調整・パーツ交換を繰り返して最高のコンディションに持って行きましょう。
7.メンテナンス完了!
全ての飛行に問題がなければメンテナンス完了です!
いかがでしたでしょうか?
機体のコンディションが最高だと、飛ばすのがホントに楽しいですよね!
さあ、週末はドローンレーサーを飛ばしに行きましょう!
さて、ここからはイベントのお知らせです。
来週末の7/22(土)に、神奈川県横浜市のパシフィコ横浜で開催されます「サマーコンファレンス2017」にドローンレーサーが出展します。
京商スタッフによるデモレースと無料体験会(事前予約不要)を行いますので、
ドローンレーサーを体験してみたい方は、来週末ぜひパシフィコ横浜にお越しください!
日時:7/22(土) 10:00~18:00
場所:パシフィコ横浜会議センター5F エスカレーター前