[Story2] 緑地保全活動1707
今日は、「岡上」内にある「梨子ノ木緑地」での保全活動へ。
月に一度、「特定非営利活動法人 かわさき自然と共生の会」の方々を中心に緑地を整備し守っていく。という活動をしている事を知り、先月初めて参加して今回二度目の参加。
今回は人の背丈以上に生えた茅の整備と、そこに巻き付いたクズを抜き取る作業をしました。
<Before>
<After>
草を刈り落とすことで、人が通れる作業スペースが出来ました。
茅に巻き付くクズが茅を倒してしまうので、茅を守るために巻き付いたクズを根っこから抜きます。このクズが生命力の強い植物だそうで、根っこもかなり太く根元まで辿るのはとてもじゃないが無理があり、ある程度のところまで辿り切り落とす。
こうしてみるとかなり太い根です!
草刈り機を使うと生命力のある植物だけ生き残ってしまうそうで、それを防ぐためにこうして手作業でやっているそうです。
今は人の背丈以上まで生えている茅ですが、春に緑地に来た時にはこんな感じでした。人が遊び回れるくらいのスペースが、今は成長した茅で覆われています。
茅の成長も凄いですね!こうして季節の変化を緑地の植物を見ながら感じることの出来るのも面白いです。
この保全活動で感じたのは、「人の手」で緑地が守られている事。
きっと全国の緑地や公園も「誰か」がこうして定期的に整備している事で、様々な植物が育つような場所になっているのでしょう。この「誰か」に自分がなる事によって緑地の見え方や感じ方が変わってきて、とても良い経験になっています。
今後もこの保全活動には参加していく予定です。
そして、この活動に参加している人は、自分以外は20~40代の人は殆どいません。もしかしたら50代もいないかも。そのぐらい若者がいません。これも『色音緑』の活動で少しでも変えられたらいいなと思っています。
緑地の保全活動後は、すぐ隣の「ともいき圃場」へ。こちらも緑地と同じ保全団体が管理している場所。無農薬で野菜を育てていてその野菜の直売をしている場所です。
ここでまた新たに岡上の農家さんと知り合えました!続きは次回の活動報告でお伝えします!