夏休みに向けて@中3
2017.07.14 15:00
ー「毎日1時間ずつやって、30時間で何か
事を成そうっていう考え方、絶対に間違ってるから。
やるっつったら1日5時間かけても10時間かけてもやる。
終わらなかったら明日までずっと気になって、
夢にまでそれが出てくるようなこと、あった?
君たちに対する不満は、なぜ分からないところを
そうやって取っておこうとできるのかということ。
取っておくことってそんなに学習にとって効果的?
できないことを取っておくことって君たちの趣味なの?
できないことを平気で放っておいてチャラチャラしてる
アホみたいな人はいっぱい知ってるけど、いや、事実
アホなんだけど、君たちも同類なのかね?
いいかい、分からないのにのんびりしている感覚が
俺には一番分からないということを最初に伝えておく。」
夏休みをどう過ごそうか、そういうイメージを
持ってもらうために、まずは分からないことに対して
どう向き合っていくかという意識の話から。
死ぬほど悔しいって言ったら言い過ぎだけれど、
どうしてもできなくて泣くくらい必死になって
くれるような学年に育ってほしいのですよね。
この子たちには多分その素質があると
私は思っています。
環境に殴られ、自信はそんなにめちゃくちゃ
ある方ではない子たちだということは分かってますが、
いつも向き合うべきは自分であり、目の前にした
教材であるという原点に立ち返り、
それをどう理解していくのか、そのために
どういう視点でそれを見ればいいのか、
そんな話を夏休み、最後にゆっくりと話せる時間に
長く通ってきた生徒へのプレゼントとして
渡せればいいなと思っているのですが。