動物性乳酸菌と腸に関する考察
【発酵とは】
食品に微生物が繁殖した結果、食品の成分が変化することである。
【腐るという事も】
食品に微生物が繁殖した結果、食品の成分が変化することである。
ただその結果が「臭い」「まずい」「危険なもの」になった場合は腐敗である。
その結果が「美味しい」「香りがいい」「栄養になる」「体にいい」場合は発酵である。
人間中心の理論で、人間の感じ方によるのである。
【動物性乳酸菌とは】
乳と言う動物性食品の中で増えた乳酸菌。
乳というのは菌にとって理想的な食事である。恵まれた環境で菌は旺盛に育つ。恵まれた環境でぬくぬくと育った菌たちである。ひ弱な菌でもある。
ヨーグルトに使われている菌はひ弱な中でもエリートな菌。優秀なおぼっちゃま菌である。
乳酸菌は牛乳の中にいる菌を指すわけではない。乳酸菌とは糖を分解して大量の乳酸を作る菌の事を総称して乳酸菌と呼ぶ。乳酸を作るから乳酸菌で、乳は牛乳を指しているのではない。
乳酸菌は自然界のいろんなところに存在する菌である。
東京農業大学准教授 前橋健二氏 ETVより
(発酵による味の変化や発酵調味料など「発酵」と「味」について研究)
【腸内環境とは】
腸の中には100兆、500兆、1,000兆という数の菌がいる。
・善玉菌 2割
・悪玉菌 1割
・日和見菌(強い方の味方をする) 7割
2:1:7がゴールデンバランスである。
ヨーグルトを食べると乳酸菌は胃酸や胆汁で死滅する。
死んだ菌は善玉菌の餌になる。
腸まで届く乳酸菌は死滅した菌よりも、より腸内細菌を活性化させる。
腸の動きは自律神経でコントロールされている。
メンタルと密接に関係している自律神経。
逆に腸の動きが良くなると自律神経に影響を与えてくれるとパワーが出てくる。
ヨーグルトは200g/日で夜食べた方がよい。
食物繊維を一緒に取るとさらに良い。
腸は第二の脳
脳は第二の腸
もともと、脳は、腸が最初に発生してそこから派生している。
腸を健康にすれば精神的にも健康も体力も得ることが出来る。
腸は内側と外側から鍛えることが出来る。
・内側は食事
・外側は揉んで刺激を与えることが出来る
左右の下腹と脇腹の4か所をもむとよい。腰を回すのも効果的。
順天堂大学医学部教授 小林弘幸氏 ETVより
(日本初の便秘外来を開き年間延べ4,000人の患者を治療、予約は数年待ち)
【藤原紀香さんヨーグルトスムージーレシピ】
藤原紀香さんが日々愛飲するヨーグルト入りスムージーのレシピです。
・ほうれん草 2株
・バナナ 1/2本
・いちご 4つ
・レモンのしぼり汁 1/2個
・マヌカハニー 大さじ1
・プレーンヨーグルト 100g
やる気アップのドリンクです。