安西マリアの「恋の爆弾」
2017.04.16 15:00
安西マリア「恋の爆弾/エンド・マーク」(74年9月)
作詞:安井かずみ 作曲:かまやつひろし 編曲:柳田ヒロ
ムッシュらしいオールディーズ風R&R歌謡ナンバー。
当時ムッシュは”ウォッカ・コリンズのベーシストだった横内タケ(Gt)石井治郎(Ba)山本達彦(Key)後にゴダイゴに参加する浅野良治(Dr)の4人のメンバーからなる”オレンジ”をバックにライブ活動中。一方アレンジの柳田ヒロは、73年後半よしだたくろうと”新六文銭”で活動した後フリーであったようだ。
演奏を聴いてみるとひょっとして”オレンジ”参加かと期待しそうな歌謡曲離れしたノリノリのサウンド。「エンド・マーク」はバリバリのロック風で、ハモンドの音こそ柳田ヒロご本人の演奏と思われる。残念ながらオリコン・チャートにはランクインしなかったが、セクシーに腰をクネクネ振りながら歌う姿だけは記憶に残っている。
また60年代ロック・サウンドを売り物にしている「キノコホテル」も2011年にカヴァーしている。