YBP PROJECTは、2014年の設立時にACTION PLAN(アクションプラン)を立てました。
YBP PROJECTは、2014年5月の設立時にACTION PLAN(アクションプラン:行動計画)を立てました。
計画、だから何?会社経営するのだから、そんなの当たり前じゃない?と言われてしまうかもしれませんが、こうした計画に対して忠実に動いてきて、今のYBP PROJECTがあると思っています。
(Photo by Motoyoshi Yamanaka @YBP)
YBP PROJECTの活動の内容は「YBP」の運営を軸としつつも、BMX・MTBを面白くすることをキャッチフレーズに、BMX(やMTB)の普及・育成、それから地盤作りをする活動をしています。
普及・育成、それから地盤作りと言っても、じゃあ実際にどんなことをするのか?と言うと、行動計画、いわゆるACTION PLANを立てる必要があると思っています。
計画を練る上で、まずは、YBP PROJECTは、どこに向かっていくべきなのか?
ただがむしゃらに動くのではなく、どう動いていくのかを考えました。
ざっくりと図にすると以下のような形です。
現在と理想の状態をある程度定めます。自分たちの会社軸でもそうですし、業界の軸でもそうですが、どちらも意識して理想と現在を把握します。そしてACTION PLANを練る。
順番としては、こうでしょうか。
まずは、どうありたいのかのビジョン(理想)を定めるのが最初①にやること。
そして今の自分たちの立ち位置、現在地を把握するのが②にやること。そしてそこにたどり着くためにやるACTION PLANを立てることが③にやることです。
※理想の状態の設定は、どのレベルまで高く見るのか、現状をちゃんと把握して(自分たちの出来ることを把握して)どんな行動ができるのかを、ぐるぐると考えたりもします。
そういう発想で、YBP PROJECTとしての活動のスタートの時期に明確にしたのが以下の図です。(YBPの施設自体は、栗瀬裕太が2011年の12月から造成をスタートさせていますが、法人の設立及びYBPのグランドオープンに合わせてACTION PLANを立てました)
まだまだ選手人口が少ないですから、活動をすることでピラミッドの高さと横幅の面積を広げることを目指す。
そのために、
1.TOPレベルの引き上げ
2.競技を始める選手を増やす
3.競技を続ける環境を増やす
今後に向けてこの軸での活動が必要と考え、自分たちがやりたいこと、やれることを盛り込んでACTION PLANを立てました。
2014年の一般社団法人YBP PROJECTの設立時(2014年5月に)向けて作成
https://www.slideshare.net/YBP_PROJECT/ybp-project-action-plan ※2014年4月に作成したもの。(3年3ヶ月前の情報ですので、古い情報はありますが、3つのアプローチの軸は今でも変わりはありません)
2014年に一般社団法人YBP PROJECTとしてスタートする際に、上記の3つのアプローチをしていこうと動き出しました。
そして、行動をする中で『楽しんだ分だけ日本代表のチカラになる』という活動のコンセプトも固まり、以下のような活動をしてきました。
ざっくりとですが..
・「YBP」の運営(プロコース・アマチュアコースの稼働)
・東京有明で開催している「アクティブキッズフェスタ」の企画・制作・運営
・出張型BMXショーの「BMX - AIR TRICK SHOW」のプロデュース
・「Compact Bike Race」のプロデュース、企画・運営
・「YBP GAMES」のプロデュース、企画・運営
・外部のコース造成
他、ワダポリスJAMや、八ヶ岳カップの運営 の活動をしています。
YBP PROJECTの詳しい活動内容は、以下のページの沿革に載せてます。
http://www.info-ybp-project.com/pages/10665/PROJECT
3年3ヶ月前に立てたACTION PLANで、それ以降に実施したことというのは、全てがACTION PLANの方向性に沿ってやってきました。
何か突発的に声がかかった案件でも、ACTION PLANの方向性に沿ったもの、かつ”楽しんだ分だけ”のBMX・MTBで楽しい!を大きくできることで調整がつけられるものは、どんどん推進してきました。
ACTION PLANに沿って進めることで、より具体的に出来たもの、より立体的に出来たものが出てきました。もちろん、やってみて、動いてみて振り返り(改善)が必要なものも出てきましたが、根幹の軸は今でも変わりません。
YBP PROJECTは、ACTION PLANを意識して、コツコツと動いています。冒頭の通り、計画通りだから何?そんなの当たり前でしょ?と言われても、計画に対して忠実にやってきて、今があることですし、これからも愚直にやり抜くことが大事だと思っています。
また、こちらの記事でも触れましたが(YBP PROJECTにも当てはまる!?スタートアップにおける理想的なチーム構成「ハッカー・ハスラー・デザイナー」についての話。http://www.2tomman.net/posts/2652025 )
YBP PROJECTの活動の、普及・育成というと慈善事業に思われてしまうかもしれませんが、YBP PROJECTは、一般社団法人であり、法人です。いわゆる、普通の会社とほとんど変わりがありません。
一般社団法人は、普通の会社と同じく決算も行いますし、税金も収める必要があります。
YBP PROJECTも、普通の会社と同じように、企業としてビジネスをしなければならない組織(法人)ですので、近日中のBlog記事にて、活動のコンセプトである”楽しんだ分だけ日本代表のチカラになる”とは、どういうことか、普及・育成、それから地盤作りで、ビジネスになるのか?という観点でも記事を書いてみようと思います。
今日はちょっと真面目なテーマでしたね。