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深蒸し茶のおいしいおみせ 富士銘茶くぼた園

第64回 闘茶会

2017.07.17 06:43

みなさんは「闘茶会」はご存知でしょうか。

「とうちゃかい」と読みます。

正式名は「茶審査技術競技大会」。お茶の知識や審査方法に関する大会ですね。


毎年一度のこの大会も今年で64回目をむかえることとなりました。

私が参加したのは静岡県大会。

ここで上位の成績をとると全国大会へとすすむことができます。



競技は二つ

「飲みあて」と「産地あて」です。



飲みあて

とは、字のごとくお茶を飲んでどれがどれか当てる競技です。

用意された五種の茶葉

花 鳥 風 月 客

の5つのお茶。

すべてが同じ品種の同じお茶なのですが、産地のみ違います。


それを順番にひとつずつ飲み、それぞれ当てていく。

全問正解で5点。それを四回繰り返し、20点満点で行います。


これがなかなか難しい。

初参加のときはほとんど当てることができなくて悔しい思いをしたことを覚えています。

茶業に従事して早幾年。

多少はお茶を見る目も上がっていると思います。私なりのコツは「飲まない」ことでしょうか?

飲んでしまうと、舌も鼻孔もそのお茶になってしまいますので、できるかぎり目と鼻だけでお茶を識別できるようにしています。


結果は 3点 3点 5点 5点 の合計16点

一回目の間違いを二回目で訂正できなかったのが悔やまれます。



産地あて

これは10種の茶葉を並べ、外観だけでどれがどこの産地か当てるものです。

見るだけでなく、触ることもできるので、

見た目、触り心地、茶葉の匂い

などで産地を当てます。


こちらは7点でした。

本山 宇治 大和 北勢 大山 宮崎 鹿児島

は見事正解したのですが・・・

富士 狭山 八女

を間違えてしまいました・・・富士間違えちゃいました。地元なのに。



こうして2競技の合計は23点

県のトップ10に入れば全国いけるのですが・・・今年はザンネンでした。

あと2点3点足りないんですよね。


現在の実力が7~8割の正解だとすると、

全国にいくためには8~9割を当てる実力が必要です。



反省点もあるので、来年こそは全国大会に出場できるよう頑張りたいと思います。