修飾語@中3英語
文法解説の授業は現在Unit3-3。
すでに学校で習った単元について、
さらに深掘りした文法解説を実施中です。
金曜日は国文法をやっているということで、
国文法と英文法の比較も踏まえて、
共通点と差異に関して事細かに
指導を実施しています。
まさかこの時期に国文法と、と
生徒たちは思ったかもしれませんし、
まさか英語で国文法を復習するとは、と
思ったかもしれませんが、この子たちの
細かい意味の捉えられなさについて
多少の危機を覚え、高校で詰まないように、
中学内容の穴をしっかり埋めてゆく
指導を実行中なのです。
この子たちが甘く見ていることは、
高校で重要になってくることばかりで、
手抜きされては困るのです。
これまでは、ただ単にSVOCMを中心とした
文節の区切りかたの指導だけを実施してきましたが、
(だいたい補語と目的語の区別から
あまりよく分かってなかったので、時間がかかりました。
あるいは、前置詞とは何かということも
はっきり分かっていない子がいたということも、
今回の発見で、時間をかけて指導をしました。)
文節のまとまりを見抜き、修飾がどこにかかり、
それが形容詞的であるのか、副詞的であるのか、
そういったところまでを指導対象にしながら、
句・節という概念も使って高校へのしっかりとした
接続も図りつつレベルを引き上げています。
中3で最も難しいのは、文の切れ目が
分かりづらくなることでしょう。
それが、Unit4から先に大きく影響するので、
下ごしらえというか、既に存在している後置修飾の
内容について、しっかり説明を実施しているのです。
英語はこれまで全体として苦手目でしたが、
ようやくなんか強そうな感じといいますか、
ちゃんと分かっている人の手や目の動きが
見て取れるようになってきました。
実感と生徒たちの実力は比例するもので、
最近中3英語は調子を取り戻してきました。
次のセミナーテストとか、是非満点を
狙いたいものなのですがね。
いかんせん、生徒たちにそれをするだけの
努力が夏休みにあるかどうかということで、
私も一緒に頑張ってゆきたい思いです。