小6の自習風景。
親御さんからはなかなか見えない自習風景。
こうやってブログを書いてお伝えする以外に
なかなか本質的なことを知ることができないでしょう。
自習は、必ず予習シリーズの計算問題集から
スタートをします。
その時点で変化があり、既に残り
2ページというところまで終えており、
理科の課題は終了済み、
社会の課題もある程度終えられていて、
日曜・月曜の時点で既に結構努力していることが
見て取れました。
歴史も予習シリーズ5年下をしていまして、
コア6年を併用していますが、もうコアは
簡単すぎて一瞬で満点になるようで、
よく予習シリーズを身につけていることが
分かります。難易度は高いと思っていますが、
授業によくついてきてくれていますね。
ー「まだ余裕ある?」
「はい、まだできます。」
という強い言葉もあり、最近宿題増やしすぎたかな?
と思っていましたが、全然まだやれる
心の準備があることを悟りました。
最近特にですが、この子たちはどれだけ
プレッシャーをかけても大丈夫かもしれない、
本気を出しても大丈夫かもしれない・・・と、
私もかなり強めに負荷をかけてみようという
心の準備ができ始めてきました。
ここまでやれると、自習は不要にも思えますが、
来ることによって、お友達がどこまで頑張っているのか
週の途中で確認できるということ、そして、
私に質問をしながら進められるということもあり、
やはり意義はあるように見受けられます。
今はとにかく前進してみたい、
どこまでやれるのかを知りたいという意識が
6年生たちに働いていて、
「夏休みは10時から18時まで頑張る。」
と、意欲満々に伝えてくれる場面もありました。
そうか、この子たちの8時間を
丁寧に使わないといけないな・・・と、
一緒に過ごす時間に何をしてゆくか、
そのことをいっぱい考えています。
頑張る6年生たちを、後輩たちが追い、
先輩たちが可愛がってくれます。
下の世代は「どうやって解いているの?」と
聞きに来るし、上の世代は「こうやって解くといい」と
教えてくれるのです。
なんといい人間関係か、と温かい気持ちです。
そうやって、うちの塾は中学受験生を
見守ってきました。
今年の6年生は特に、下の5年生の世代が
黄金世代と言えるほど素晴らしい努力を見せ、
上の世代もかなりできます。
板挟みになっている、という表現をするのは、
これまで大きな努力をしてこなかった
くすぶった学年であったということが、
正直なところですが、ポテンシャルは全く
遜色なく、むしろ努力できる才能はピカイチかと、
負けず嫌いもピカイチかと思いながら、
大変かわいがっている学年なのです。
今年は昨年をまた更新するでしょう。
現時点での実力は昨年には及びませんが、
何より、習い事が少ないことで、私は全く
何も遠慮せず任せてもらえている感覚であり、
一度たりとも宿題が多いとか
言われた試しがないからなのです。
100%を私の指導について来る時間に
注いで見せるという気合があるからこそ、
久々に本気出してみようかという気持ちに
なっているのです。
両立とかじゃない、それだけに打ち込んでみるという
そんな時間です。
初年度の中学受験生を指導した時同様の
ワクワク感が止まらない、早く夏休みに
突入してほしい、そんな気持ちでいます。