ポートランドの不思議な魅力
先日、ポートランドを旅してきました!
ポートランド、派手さはないものの、他のどの街とも違う何ともいえない心地よさがありました。
私は今まで13カ国・アメリカ6州を旅してきましたが、街を歩いていて感じる心地よさは間違いなく一番でした。
今日は、そんなポートランドの魅力についてまとめます。
個性豊かなIndie Shopたち
街には、コーヒーショップに塩の専門店、活版印刷のポストカードショップに本屋さんなど、個性豊かなIndie Shop(個人経営のお店)がたくさん。
お土産さがしに困らないのはもちろん、お店のインテリアもさりげなくおしゃれで、新しいお店に入るたびワクワクしました。
溢れるホスピタリティ
レストランに入って何を頼むか迷っていると、隣の席に座っていたお兄さんが「ここはスパイシーチキンが間違いないよ!」とアドバイスをくれたり、コンビニで水をたくさん買ったら、店員さんが「車まで運ぶの手伝おうか?」と声をかけてくれたり、雑貨屋の店員さんがわざわざおすすめのお店リストを渡してくれたり…、フレンドリーで善意に溢れた人たちとの出会いがたくさんありました。
スーパーマーケットで友人へのお土産を探していた時には、店員さんがポートランド産の商品を丁寧に紹介してくださり、何がいいか時間をとって一緒に考えてくれました。
感謝の気持ちを伝えると「My Pleasure! (よろこんで!)」と笑顔で一言。
仕事を単に労働としてとらえるのではなく、誇りを持って働いているんだろうな…というのが伝わってきて、心が温かくなりました。
歩行者・自転車に優しい街
ポートランドでは、自転車に乗っている人を多く見かけました。
驚いたのは、車の運転者のマナーの良さ。
歩行者や自転車を見かけたらほぼ100%、スピードを緩めて道路を渡れるようにしてあげていました。
旅行の間、クラクションは一度も聞かなかったし、車線変更やUターンをしようとした際にも、すぐに道を譲ってくれました。
こんな街は初めてです!
せかせかせず、心に余裕を持って生活しているのが伝わってくるマナーの良さでした。
宝探しのようなファーマーズマーケット
毎週土曜日に行われるファーマーズマーケットは、野菜やローカルのチョコレート、調味料などまるで宝探しのよう。
他の州でもファーマーズマーケットは行われているのですが、オーガニック率の高さとディスプレイのセンスの良さに、ポートランドの個性を感じました!
街のいたるところに日本文化が
ポートランドの街では、いたるところに日本文化を発見しました。
立ち寄った雑貨屋さんには、日本のカードやお香が。
また、洋服屋さんのディスプレイの一部には、折り紙の鶴の模様が刺繍されていました。
店員さんに聞いてみたところ、「このディスプレイのデザイナーはアメリカ人だけど、折り紙からインスパイアされて作品を作ったんだよ。西海岸はアジアとの距離が近いのもあって、日本文化がたくさん入ってきているのを感じる」と話してくれました。
また、ワシントンパークの日本庭園では、日本文化とモダンさが融合した美しい庭を楽しむことができました。
ちなみに、ポートランドの姉妹都市は札幌市。
カラっとした気持ちの良い夏の空気はまさに札幌そのものでした!
少し車を走らせれば、豊かな自然も
ポートランドから車で西に2時間ほどの場所にある、Maryhill Museumまでのドライブも、唯一無二の体験でした。
マルトノマ滝で涼しさを感じた後は、針葉樹林が続き、ヨットが並ぶ湖を過ぎれば、赤土のドライブウェイが続き、目まぐるしく変わる風景に圧倒されました。
時間に余裕があれば、自然を感じられるドライブもおすすめです。
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次回以降、街歩きや美術館など、それぞれの魅力も詳しく書いていこうと思います!