【カウント☆コラムvol.2】
2017.07.31 23:00
前回は、Deaf(聴覚障害者)について、音の聞こえ方や音楽の知識が異なることを書かせていただきました。今回は、実際のカウントで使用されることの多い“数字”の手話をご紹介したいと思います。なお、このページに掲載する写真は全て、表出する人の目線で見た向きになります。
まず、普段 皆さんは数字を手で表現する時にはどのように表しますか?
この写真のように1〜5は片手で、6〜10は両手を使う方が多いのではないかと思います。
もちろん、このようなサインでもDeafに伝えることができます。しかし、音楽のテンポに合わせてカウントを出そうとすると、速くて追いつかなくなることもあるのではないでしょうか?また、大きな数字はちょっと大変ですよね。
手話で使われる数字は片手で表現できますので、ぜひ使ってみてください。
手話の1〜4は、皆さんが使っている上の写真と同じです。そして、5〜9は“そろばん”をイメージしてこのように表現します。
さらに、10、20のような十の位は、写真のように指を軽く曲げます。
いかがですか?この組み合わせで、99まで片手で表現することが出来ますね!次回は、この数字を使ってどのように合図を出しているのかをご紹介します。(Aya)