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ロックが特に輝きを放っていた時代の写真たち。

2017.07.21 08:14

 ボブ・グルーエンの写真展が、7月20日に池袋パルコギャラリーでスタートした。70年代から、ロックを撮り続けてきたボブ。その写真は、カメラマンが誰なのかということに興味を抱く前から、頭の中に刻まれたものが多い。単純に、日本の多くの人が「かっこいい」という憧れでロックを見て、聞いていた時代。

 会場のパルコギャラリーには、ふんだんに写真が掲載されている。ライブ写真もあれば、ポートレート写真もある。また未発表であったであろうポラ写真。その一枚一枚から、ボブがカメラ越しにミュージシャンに受け入れられていたことがわかる。その瞬間のエネルギーや空気感を、シャッターを押して残す。

 ジョン・レノン、レッド・ツェッペリン、ローリング・ストーンズというロックレジェンドに始まり、クラッシュ、セックス・ピストルズ、ラモーンズといったロンドンとニューヨークのパンク。そしてフジロックまで。ロックがロックとして輝きを放っていた時代(と言ってしまうと寂しくもあるのだけど)、デジタルではない写真の熱量がこもっている写真たちだ。


ボブ・グルーエンと100人のロックレジェンド展

会期:2017年7月20日(木) 〜 8月6日(日)10:00~21:00/最終日は 18:00 閉場

/入場は閉場の30分前まで

会場:パルコミュージアム (池袋パルコ 本館 7F)

/東京都豊島区南池袋 1-28-2 問)03-5391-8686

入場料:一般500 円・学生400 円・小学生以下無料

FUJI ROCK FESTIVAL ‘17のリストバンドを着用してご来場の方は入場無料