習慣を使って楽して成績を上げる方法
【習慣】を辞書で調べると、
ある事が繰り返し行われた結果、その事がしきたりになること。しきたり。ならわし。
と書いてあります。
習慣になった行動は、
実行する時にそんなにエネルギーがかかりません。
また、その行動自体は物理的に繰り返されるので、嫌でも上手にできるようになっていきます。
習慣になってしまえば、ほとんど無意識でも実行できるので、忘れにくいですし、
だいぶ強化された習慣は、やらないと気持ち悪くさえなってきます。
勉強で、この【習慣】の力を使えると、間違いなく成績は伸びます。
そして、何より勉強自体が楽になります。
楽して成績が上がる。
そう、習慣化こそが勉強における魔法の成績アップ術なのです。
習慣を使って楽する例〜英語編〜
英語の成績を上げるには、何と言っても「単語」の練習が必要不可欠です。
だけど、意外と単語練習を苦手とする生徒は多いんです。
そもそも覚えるのが苦手な(嫌いだからやらない)人も居ますし、
単語テスト前にちゃちゃっとやって覚えるから、
すぐに忘れてしまう人もいます。
では、そこで【習慣】の力を使ってみましょう。
その力を得るには、「スタート」にコツが必要です。
【習慣】のコツは、最初にパワーをかけすぎないこと。
ある行動に習慣の魔法をかけるには、最低でも一ヶ月〜三ヶ月間その行動を続ける必要があります。
なので、その行動が日々日々続けられるように、特にスタート時は、
その行動自体を、まずは体調が悪い日でも続けられるような簡単なものにしておきましょう。
最初から張り切りすぎると3日ぐらいで続かなくなります。
一日1つの単語を覚える。
一日3つ。一日5つ。一日10個。一日100個。
続けたい行動を自分が「これならできるぜ!」と思える個数とレベルにして、
まずは一ヶ月以上「続ける」事を目標にしましょう。
完璧を求めてはいけません。もちろん時と場合にもよりますが、
最初のうちは「忘れてもいいや」ぐらいの気持ちでやってみることをオススメします。
(習慣になってしまえば、自然に覚えられるようになりますし、覚える数も増やせます)
勉強力で表すとすると、
今まで50の勉強力(勉強に使うエネルギー)を使ってやっていた単語練習が、
習慣にできると、10の力でできるようになります。
最終的にほとんどパワーがかからなくなって、やるのが楽チンになりますし、
やらないと気持ち悪くなるので、続きます。
一日単語10個だけやっても、一年で3650個できますから、
一年続けた頃には、英語の語彙力が高まってきて、だんだん英語が楽しくなってきます。
楽しくなっちゃえば自然に問題を解く量が増えるので、安泰ですね。
これが習慣を使って楽して英語の成績を上げる方法です。
できれば一日のうちで朝と昼と夜に同じ単語が繰り返し練習できると理想です。
どうでしょう、習慣の力。
疑心暗鬼な方は、まず一度何かの習慣作りに挑んでみましょう。
一度手に入れた習慣は必ずあなたの武器となります。
その日をお楽しみに。
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大学の一般受験では特に大切な力です。