Bohumil Stepan 1913-1985
昨日に引き続き、レコード/アンティークショップのRさん(@dor_rec)とコラボレーションさせて頂きました!(Rさんとはこういった形で度々コラボさせて頂こうと思っております)
本を並べているキャビネット(85800円)は40年代のドイツ製で、グレーにペイントされています。雰囲気があり素敵です!気になる方は是非、Rさんにお問い合わせをお願い致します。
その並べている本は当店では初めて紹介するチェコ出身の作家、Bohumil Stepan(ボフミル・シュチェパーン、1913-1985)です。
戦後に主にチェコ、及びドイツで画家/グラフィックデザイナーとして活動し、多くのポスターや、本の挿絵、装画などの作品を残しました。
その作品は一度見てしまえばもう彼の作品とすぐにわかる強烈な個性を持ったものです。
ダダやシュルレアリスムの流れを汲む、コラージュを使った作品を作るのですが、そこにはシュチェパーン独特のユーモアと言うものが常に感じられます。
シュルレアリスムの作家たちにしばしば感じられる、生真面目さ、そうしたものを彼は脱臼させ、とても上手に親しみやすいものに変えているのですね。
当店に入荷した4冊の本、写真の、地球儀が脳みそに変えられている(!?)表紙の本はなんと、ジョナサン・スフィフトのガリバー旅行記です。
18世紀に書かれた名作が、20世紀のこの奇才によってにどのように描かれているのか、是非見て頂きたいです。
この一冊の本の中で、シュチェパーンの天才が爆発しています…!!
オンラインストアの該当商品のページでは、他の本よりも多めに本の中の写真を掲載しておりますので、この日本でもカルト的な人気を持つ作家さんの作品を是非ご覧ください。
来週には、この中の1冊か2冊をまた紹介しようかとも思ってもおります。
Bohumil Stepanの当店在庫はこちらです。