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ヘアカラーしたら痒い~~

2017.07.23 01:28




どうもこんにちは。


ワタクシです。


ケアルタイムの村上です。



今日は



ヘアカラーのアレルギーについて



実は昨日、電話で問い合わせをいただきました。

「ケアルのヘアカラー剤はアレルギーに対して優しいのか?」

ケアルはヘアカラーのアレルギーに関しては大得意ってわけではないんです。

(ヘアダメージに関しては大得意ですよ。)


アレルギーの問題とヘアダメージの問題は別物なんですね。


ダメージの少ないカラー剤=アレルギーの少ないカラー剤

というわけではないんです。



ですが



ワタクシ



知識だけはもっております。


カラーアレルギーを持っている方に良い方法を


がんばってよーく考えてみます。



ヘアカラーをすると


頭皮がチリチリ

後に爛れる

などなど、症状はさまざまですが


症状の重い方はアナフィラキシーショックを起こし呼吸困難になる場合もあります。



・・・・・




ヘアカラーのアレルギーは、一度でてしまうと完治する事は難しいのです。


カラー剤に含まれるアレルゲンの量や種類によって症状の変化はあるでしょうが

我慢してヘアカラーを続けていると、症状が重くなる可能性が高いのです。



「じゃあどうしたらええんの?」


「カラーはしたいいんだぁああ!!」



という方に~



まずはアレルゲンの特定です。

特定できれば対処法が見えてくるはずです。



ヘアカラーのアレルゲンは


オーガニック成分など、その他の成分がアレルゲンになる場合もありますが

ジアミン(パラフェニレンジアミン、トルエン-2,5-ジアミンなど)

アルカリ剤(モノエタノールアミン、アンモニアなど)


多くがこのどちらかなのです。


症状

ジアミンアレルギー

痒み・爛れなど


アルカリアレルギー

痛み・熱く感じる



痒みも症状が重ければ痛みに感じますし、


症状だけでは特定が難しいのですが



実はこの2つのアレルゲンの量がカラー剤によって反比例してるんです。


暗い、濃いカラー、暗めの白髪染めなど=ジアミン多、アルカリ少

明るいカラー、ライトナーなど=ジアミン少、アルカリ多



今までの経験で、明るいカラーの方が症状が重かったのか、軽かったのかで、予想がつくのではないでしょうか?


パッチテストをしてアレルゲンを特定する方法もあります。

ヘアカラーにはアルカリ剤とジアミン

ライトナーにもアルカリ剤と極少量のジアミン(薬事法の関係で1%ほど配合された物もあり)

が含まれていますので、2種類の薬剤で、2箇所にパッチテストをし、症状の比較をして判断します。



対処法

アルカリアレルギーであった場合


1保護クリームを塗ってもらう。

2カラーの前はシャンプーをしない(皮脂は天然の保護クリームです)

3頭皮につけない。(ゼロ塗布・ウィービングやハイライトカラーなどで対処)


アルカリアレルギーの場合は、ちょっとした事で症状がでない事があります。ですが頭皮につけなくても症状がでてしまう場合は、アレルゲンを完全に遮断しなくてはなりません。

ノンアルカリタイプのヘアカラーで染めましょう。


ノンアルカリタイプのヘアカラー


ヘアマニキュア

HC染料

ヘナ

その他の植物染料

などで染めます。


ただ、アルカリを含まないため、髪の毛を明るくする事ができません。

色持ちもあまりよくありません。





ジアミンアレルギーであった場合


症状が軽い方は、カラー剤の種類を変える事で症状が出なくなる事もありますが、基本的には、使い続けると重症化する可能性がありますので、完全にアレルゲンを遮断して下さい。

ノンジアミンカラーで染めましょう。


ノンジアミンカラー

ヘアマニキュア

HC染料

塩基性染料

ヘナ

その他の植物染料

など


やはり明るくできないカラー剤しかありませんし、色持ちが良くありません。


明るくするためには、ジアミンを含まないブリーチなどでウィービングやハイライトをいれ明るさを出してから、ノンジアミンカラーで染める事が有効です。






色持ちは悪いですが

HC染料

塩基性染料

このあたりが一番仕上がりの自由度が高く綺麗なのではないでしょうか?




ジアミン・アルカリアレルギーのためのヘアカラー・・・


通常のカラーにくらべて、色持ちが悪い


これ



なんとかしたいですよね。



今後の課題として



ワタクシ



考えていきます。



とりあえず今思いつくのは、


美容室でジアミンを含まないブリーチなどでウィービングやハイライトをいれ明るさをキープしつつ、HCカラーなどのノンジアミンカラーで染めて

自身でも色落ちしてきたら、HC染料・塩基性染料(一般的にカラートリートメントと言われている商品)などで染める。

ウィービングやハイライトでしたら根本につかないのでアルカリアレルギーの方でも症状はでにくいでしょうし、ジアミンアレルギーの方もブリーチ(パワーを弱めたもの)でしたら安心です。(過硫酸塩にアレルギーがある方も稀にいます。)

自身で使うカラーも美容室で譲ってもらったり(お客様用の物もありますし、HCカラーなどはトリートメントの分類なはずですので、美容師免許がなくても使用可だったず・・・・)担当美容師に相談してみると良いと思います。





ちなみに


ヘナ

ジアミンが含まれている商品がありますので、信用のできる美容室で施術して下さい。

インディゴなどを混ぜてナチュラルな色を作る上手な美容室もあると思います。

ですが、インディゴはマメ科の植物でアレルギーの報告もありますので、そちらは注意が必要です。


オーガニックカラー・ボタニカルカラー

オーガニック成分やボタニカル成分を入れたからといってアレルギー症状の緩和にはなりません。症状の変化は、アレルゲンの量と種類です。むしろアレルゲンになりうる対象の物が増えてしまうのでは?


ノンジアミンカラーだからといって

アレルギーが起こらないというわけではないです、どんなものでもアレルゲンになる可能性はあります。ジアミン・アルカリアレルギーを持つ方は選択肢の一つとして考えると良いと思います。


わたくし的には

よりシンプルな薬剤がおすすめなのですが現在の薬剤は色々と工夫されており色々な成分が配合されております。髪には良かったりしますが、成分の種類が増えるという事はアレルゲンになる可能性の物質も増えるという事なんですよね。





ワタクシ



ガンバリマシタ眠気と戦いながら書きました。


だれか褒めて下さい。



次は一人称、ワガハイでいこうかね。