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李々佳・・縷々綿々

遥かなるボンベイ

2014.07.08 05:56

高校生から結婚前の十数年、その街に暮らしていました。お客さまがあって訪れると、その街並みはだいぶ様変わりしていました。今では実家もそこにはないものですから。


ちょうどお昼時、美味しいカレー屋さんを思い出しました。

そういえば、先日家人とも話題になったっけ。

その昔、湯島にあった”デリー”(ここも今あるのかなあ、学生時代散々通いましたっけ)の姉妹店だったと思います。地元にもあるのね、って行きだしたんでした。


駅コンコースから直結しているロータリー上の歩道橋広場からエスカレーターを降り

(駅ビルもデパートも店舗が変わっていたり・・・何やら時の流れを痛感しながら)、

昔からあった角のお菓子屋さんから始まるアーケードを

(お菓子屋さん。パティスリーでは決してない)

(ここには好きな画材屋さんがあったんだけど)

(スーパーはドン〇ホーテと同居して花屋の店先がきれい)

(様々な布地と毛糸ほか手芸用品が充実していたサ〇キは今も賑わっていました)

(楽しいんだよね、ここ)

ちょっと寄り道しながら、線路沿いに戻り、ここにあるはず・・・・






予備校になってました。

昔、よく利用した駐輪場のオジサンに聞けば、「ああ、移転したんだよ、神社のほうに」

商店街を挟んで国道が通る、その沿道に神社はあります。






どうしても”ボンベイ”のカレーが。

イメージ固まってしまった私は、今度は今来た道を迂回して散策がてら向かいます。途中コンビニで尋ねながら

(この辺り好きな瀬戸物屋さんがあったんだけど)、

あ、あれだ。

でもなんか嫌な予感・・・



それでも、店舗からスパイスの香りが漂ってきます。

ちょっと、半分あいてるじゃない、遠くから来たんだけどなあ

入れてくれないかしら、賄いでもいいの

昔の店舗はこんな洒落て

(写真うまくないんですけどグリーンとシルバーのトタン屋根に店のロゴがいい感じ)いなくて、

おばちゃんが気さくにサービスしてくれたと思うなあ

なんて、暫く店舗を撮影したりしてウロウロ怪しい行動をしていますと

店内から顔を出した長い髪をひとつに束ねた、ごつい(なんだかおいしいカレー作ってくれそうな)マスターが、その風貌とはギャップのある優しい目と親切さで、「西口店ならやってますよ」


さて、今度は駅を反対側へ。

此方の歩道橋広場も、もっと寂しいカンジだったのに、ヴィトンやブルガリだなんて・・へええ。












結構歩いてお腹もいい感じに減ってきました。

鼻がひくつきます、数十mも手前から、カレーのいい匂い!

ああ、やっと食べられる!

ずいぶんとこ洒落たお店になってました。大きな窓に行列ができるのでしょう、様々な形の椅子。大きな窓には酒瓶(私の大好きなバーボンが多いなあ)が並び、店内は打ちっ放しコンクリートに、アンティーク風な照明やソファや食器棚、カウンターとやっぱりばらばら椅子がカッコイイテーブル席3つ。ブリキや真鍮の小物・・・レストルームもなかなか落ち着きます。






カウンター席に案内されて、若い女の子ばかりのスタッフが持ってきてくれたその名も”ボンベイ”。野菜カレーです。こんな洒落た演出の盛りではなかったなあ、と思いながら食べてみれば、こういう味だったかな、と納得のスパイスが効いた美味しさです。

食後のデミタスコーヒーにはひとくちチョコが添えられてご愛嬌でした。


ああーお腹いっぱい、夕飯要らないかも。


辿りつくまでも遠かったのですが、その道程に若い自分を探したりして、なんだか遥かな時間・・来しかたを感じたのでした。