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sae*kiri's LOHAS

PASS THE BATON 京都祇園

2015.10.30 15:40


大好きなお店、『PASS THE BATON』。

東京には表参道と丸の内に2店舗あり、それぞれが場所にふさわしい雰囲気を持つ

特徴のある店舗になっています。


そんなお気に入りの店の京都店が、今年の夏にできました。

訪れないわけにはいきません!!



京都店は祇園の白川沿いに位置し、

京都らしい古い建造物を改装した店舗になっています。

PASS THE BATONというお店については、一般的にどれくらい知られているのか よく分かりませんが、私は数年前によく拝見していた ある方のブログで偶然知りました。


それは、鈴木マサルさん というテキスタイルデザイナーの

『テキスタイル獣道』というブログです。


このお名前をきいて「知ってる!!」と思われた方は多いのでは?

そうです、今やマリメッコのテキスタイルデザインをされていることで

すっかり有名になられた、あの人気デザイナー「鈴木マサル」さんなんです。


ブログをまだご覧になられたことがない方は是非読んでみてください。

(話が完全に飛んでますが、、)

笑い転げます。

そして、しんみりした気持ちにもなります。


好きなことを貫く大切さ、

夢を持つこと、そこに至るまでの努力、

華やかな仕事のようで、実際には「現実」があるということ、


そして飾らない人間臭い毎日、


鈴木さんのブログからは、そんな色んなことを学べます。


その鈴木さんのブログの中に、ある時、

「丸の内のパス ザ バトンで古い生地を見つけてまた買ってしまった」という内容が書いてあり、

(鈴木さんはご立派すぎる布オタ(笑)で、生地のコレクターでいらっしゃいます。)

PASS THE BATONを知らなかった私は速攻で検索をしました。

すると、偶然にもそれは当時私が気になっていた謎のお店だったんです。


よくウロウロしている丸の内に、なんか凄く雰囲気があるけど、

洋服屋でもないし、雑貨屋とも違う、とても素敵な感じの謎のお店がありました。

確認したかったけど、いつも連れがいて、入っている暇がなかったんです…。


その「何やら素敵だけど謎の店」が

『PASS THE BATON 丸の内店』 でした。


『PASS THE BATON』が何のお店なのか を簡単に説明しますと、リサイクルショップです。

古着屋でもあり、アンティークショップでもあります。

これまでのリサイクルショップとの違いは、


「その品物が持つストーリーを大切にしている」


それがPASS THE BATONの売り方です。


「大切にしていたものを次に人にバトンする」

その品をどんな人が使い、その人はどういう気持ちで次の人にバトンしようとしたのか。。

そんな説明が 商品1点1点につけられているんです。


ちなみに、私が過去にお買物した物をあげますと…

【ある映像プロデューサーの女性が、お母様から譲り受けた60年代のジャケット】 

があります。そこには、お洋服が好きだったお母様の話から、ご自分も譲り受けた後 大切にされていたことまで書かれていました。


こんな物もあります。

【デットストックのリネン生地で作られた、PASS THE BATONオリジナルトートバック】

倉庫に眠っていた古い生地を利用してバックを作り、そこに『PASS THE BATON』オリジナルのイラストをプリントし、新たな価値をつけています。


京都店です。

1回の通路と2階の店内。


ここは1階の 正面とは別の出入り口。

元は天ぷら屋さんだった雰囲気をそのまま残している部分もあるんです。


『お茶とお酒 たすき』。

PASS THE BATON初めての飲食店も併設されています。

2階の出品カウンターです。

素敵すぎて、素敵なモノしか持って来れない雰囲気??笑


PASS THE BATONの仕掛け人は、(株)スマイルズの社長である 遠山さんという方です。

スープ専門店「スープストック」や「100本のスプーン」、ネクタイ専門店「ジラフ」の

生みの親ともいえるお方。


新しい価値の付け方、売り方のスタイル、そんな遠山さんのアイデアを目にするたびに

「売り方って大切」とつくづく思わされるのです。



PASS THE BATON  KYOTO GION     京都市東山区末吉町77-6

※オンラインショップもあります♪


ご興味があれば・・・ootaipnuのデザイナーでもあり、マリメッコのデザインも手掛ける

「鈴木マサル」さんのブログはこちらです↓