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Method Happiness

ストーリー

2017.07.24 05:23


今日の話題は少し、とっつきにくいかもしれない。


「幼い頃における親との関係を追体験する」セッションを俳優訓練の一つとして長年行った。


そこで僕が恩師から学んだことの一つは

『感情』と『ストーリー』はつながっている、ということ。


幼い頃の感情そのものを感じ取ることが目的だったのだが、感情そのものをダイレクトに思い出したりアプローチすることはできない。


感情はあくまでも『思考』や『五感』の結果、だからだ。


なので恩師は

『当時の状況を肌で思い出しなさい』

『出来事を思い出しなさい』と僕ら生徒にサジェッションしてくれた。

感情は向こうからやってくるから、と。


今、改めて思う。

思考が作り出す「ストーリー」と「感情」は密接だ。


逆に言えば「ストーリー」と「感情」を切り離すことができれば、感情エネルギーそのものを感じることができる。

そこにはポジティブもネガティブもない。ただのエネルギーとしてそこにあるんだ。


「ストーリー」と「感情」を切り離すのは、瞑想だったり、深呼吸だったり、五感に意識を向けることだったりする。

「思考」を静かにさせたり、「思考」を俯瞰することでそれは可能になる。


悲しみのエネルギーは一見、ネガティブだが

「あいつのせいで、、、」

「わたしが不甲斐ないから、、」などとストーリーを語ることを終わらせ、ただただエネルギーとして感情を感じること。


そして、新たに新しいストーリーを語り出せば、それはポジティブな感情にもなりうる。

(ポジティブ、ネガティブ、という言葉はあまり適切ではないが)


新しいストーリーはこうだ。

「なんだか胸の中がモゾモゾする。これは恋?」

「この胸の感じ。まさに私は生きてる!これからが楽しみだ」



恩師は言った。

「舞台に出る前、俳優は不安でしょ。役だって不安よ。その不安を役に使うの。役も俳優もパラレルに生きてるの」


感情エネルギーは、使い方次第。

オセロが一瞬でひっくり返るように、

感情エネルギーもいくらでもひっくり返せるんだ。