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アンティグアのカテドラル・サンティアゴ大聖堂

2017.07.24 22:11

アンティグア旧市街の中央公園(マヨール広場)に面した通りにたつカテドラル。アンティグアの街のサンティアゴ守護聖人を祀る街一番の大聖堂です。1979年にユネスコに世界遺産として登録された文化財の中核をなす建造物のひとつで、コロニアル時代の面影を色濃く残しています。


現役のカテドラルなので、常に礼拝などが行われています。観光に入るときは、帽子を脱いで、参拝者の迷惑にならないよう音とカメラにはご注意を!ちなみに、この大聖堂は夜にはライトアップされます。


歴史的に大地震に見舞われてきたアンティグアですが、このカテドラルの裏手にも、18世紀の地震で倒壊したままになっている教会の廃墟部分が残されています。廃墟博物館の入場料は1ドル(ドネーション)。

現在も使われている聖堂部分よりも、廃墟部分のほうがエリアとしては広いような気もするほど。廃墟のさらに奥では、修復作業も行われています。

廃墟として保存されていながらも、観光に支障がない程度に修復・補修がされており、例えば天井のドーム跡など地震で倒壊する前の元の姿が偲ばれるところが随所にあります。廃墟から臨む青空もどことなく芸術的というか幻想的。実際には、写真で見るよりもずっと高さがあります。

下の絵は、首都グアテマラシティにある国立カルロス・メリダ美術館で見つけました。今から80年くらい前に描かれた絵ですが、石畳の向こうに見える風景は、今も昔も同じですね。