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片付けのコツは「3S」を意識すること

2017.07.26 04:30

片付けを始めるとき、はじめから作業に取りかかっていませんか?


「とりあえず要らないモノを探して捨てる」

「とりあえずモノを出してきて分けてみる」

「とりあえず収納用品を買ってくる」


確かに片付けに必要な過程ではありますが、

実はこれらの作業に取り掛かる前に

必ずやっておいた方がいいことがあります。


自分の「片付けの段階」の確認です。


これができていないと、リバウンドしやすくなったり、

片付けが苦痛になり続かなくなってしまいます。


今日はライフオーガナイザーが片付けを始める前に確認する

「3S」をご紹介いたします。



【1.片付けの段階3Sを確認する】

ライフオーガナイザーは

部屋の片付けには3つの段階「3S」があると考えています。


①ストレスフリー

  ↓

②スッキリ

  ↓

③ステキ


この3つの頭文字から、

オーガナイザーは「3S」と呼んでいます。


まずは自分が3Sのどの段階にあるかを確認すること。


背伸びしていきなり一番上の段階を目指すのではなく、

一段づつ進むことが大切です。


雑誌に掲載されているようなおしゃれな空間(ステキの段階)に憧れ、

最初からインテリアにこだわる方がいらっしゃいます。


しかし、思考の整理(モノとの向き合い方)ができていないと、

結果的にモノで溢れてしまったというケースが少なくありません。

(ストレスフリーの段階での躓き)


また、自分に合う収納方法がよく分からないままにグッズを先に買ってしまうと

思ったより使い勝手が悪く、うまく活用できないということもあります。

(スッキリの段階での躓き)


まずは自分の部屋の状態を振り返り、

自分がどの段階にあるかを確認してから

「今の自分に必要なことは何か」を決めて取り組んでいきましょう。



【2.自分の段階に合った目標を設定】

各段階のキーワードを読み、

できていないことから順番に取り組んでいきましょう。


①ストレスフリーの段階

思考の整理の一歩です。

片付けはまずこの状態を目指しましょう。


※キーワード

「自分にとって何が大切かわかっている」

「モノの要・不要の判断が明確になっている」

「モノを整理する時間を確保できている」



②スッキリの段階

自分のくせ・特徴に合わせ、

無理なく維持できる収納の仕組みを作りましょう。


100均など安価で使いやすいもので試行錯誤していくのがおすすめです。


ポイントは「自分にとって使いやすいかどうか」。


※キーワード

「モノが使い勝手良く整頓されている」

「意識しなくても片付いた状態が維持できる仕組みになっている」

「散らかってもすぐに現状復帰できる」



③ステキの段階

ストレスフリーの段階までできれば、

すでにお部屋の見た目はかなりスッキリとしているはずです。


ここからは家具・インテリア・収納グッズなど、

部屋にあるモノのテイストを統一していきましょう。


はじめは雑誌の特集などから好みのイメージを選び、

1つテーマを絞って統一していくのがおすすめです。


※キーワード

「素材、色など、部屋のインテリアイメージが明確」

「理想の暮らしを部屋で表現できている」

「自分に投資できる時間・空間を確保している」



【3.取り組みはベイビーステップで】

目標設定のコツとして、

「ベイビーステップ」という言葉があります。


赤ちゃんのよちよち歩きのように、

はじめは小さな一歩を続けていくことが大切です。


「これなら達成できる!」という小さな目標から片付けを始め、

ベビーステップで取り組んでいきましょう。




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