12/17 観音講恒期法要のご報告
2021.12.17 05:59
師走になりましたが、新美山願興寺観音講、本年最後の恒期法要が厳修されました。
通常差定は般若心経、十句観音経、世尊偈、詠讃歌となりますが、師走の恒規法要は妙法蓮華経観世音菩薩普門品を挙げ、詠讃歌の奉詠となります。普門品は結構長いお経で、お挙げする法要の機会も滅多にありませんのでまだ覚えておりません。
法要の後、ご住職のご説教がありました。
黙食についてのお話しがあり、まず今年の流行語大賞の10位だったこと。
この意味についてコロナ禍に関する影響がある。
僧堂では従来から黙食でしたが、今次は飲食店の方々からの発信だったとのこと。飛沫拡散を防止した上で通常通り営業したい、という悲壮な想いがその背景にはあるとのお話し。他面、美味しい食事を頂く時には黙ってひたすら食事に向き合い味を楽しむことが肝要とのこと。
又、来年には黙食をテーマのドラマも製作されるとのこと。孤独のグルメも云わば黙食だとのお話しでした。(観音講副会長 金本和夫 記)
また最後に、観音講会長の金本勉さんから、今年最後のお礼とご挨拶がありました。(観音講副会長 金本和夫 記)