幻の古陶「珠洲焼」って知ってます?
2017.07.26 09:06
珠洲古窯は須恵器の系統を継ぎ、平安末期から鎌倉・室町時代にかけて約400年間、能登半島の先端に位置する「珠洲」の地で焼かれ、関西以北の広い地域で、庶民の日常器として使われていました。室町時代まで盛んに作られ、北前船で遠く北海道まで運ばれていましたが、戦国期に忽然と姿を消したことで「幻の古陶」と呼ばれています。
現在の珠洲焼は、その製法を受け継ぎ、黒灰色の焼き締めを基本としながら、様々な伝統に現代の技を加え、多様な作品が作られています。
素朴で力強い独特の趣を持つ珠洲焼は、能登のお土産にぴったりです。
珠洲焼が買えるところ
また、10月には珠洲焼のイベント開催も予定されています。
「第8回珠洲焼まつり・珠洲焼作家市(H29)」
開催日 平成29年10月7日(土)・8日(日)・9日(月・祝)、午前10時~午後5時(最終日は午後4時まで)
場 所 ラポルトすず(石川県珠洲市飯田町1-1-8、TEL.0768-82-8200)
その他、イベント詳細や最新情報については以下のリンクをご参照ください。
→珠洲焼創炎会【窯元・陶芸作家】の公式サイト