短時間労働で売上を伸ばすパン屋さんのお話
昨日、NEWS ZEROを見ていて知った広島のパン屋さんのお話。
放送されていた事をまとめると、
・営業は週3日。
・40日くらいまとめて休暇をとって海外へ研修旅行。
・商品アイテム数は徹底的に絞るが、本当によい食材で商品を作る。
・ここ2年、廃棄ゼロ。廃棄ゼロっていうことはそれだけ売上もぐんと上がる。
・こういう業態に変更してから、実は売上が上がった。
・商品数をたくさん増やしてめちゃくちゃ頑張っても稼げないのはおかしいという所から始まった。
働き方改革的な側面から、こういう働き方あるよ、ちゃんと稼げるよ。手を抜いてもいいんだよ、8割でいいんだよ的な話も印象的でしたが、よくよく見てみると、あぁ、ちゃんときっちりやっている事はやっているんだなぁと僕は感じておりまして。それは・・・
・商品数は絞るが、クオリティをグンと上げる。(真っ当な本当にいい素材を使って、真っ当な商品を創り上げ、提供する)
・ちゃんと休むし、新しい事をインプットする時間をしっかり作る。(陳腐化を防ぐにはインプットの時間大事!)
・ブログやFacebookなど、自分たちでできる広報を、ほぼ休まずにきちっと行っている。
など。やる事はきちっとやってらっしゃるわけです。
手を抜くということは、パワーのかけ方をどこに重点を置くのか?という事なのかと僕は思いました。
ここのブログを読むと、なぜそうするのか?という事がめちゃくちゃよく分かりますので、読むのをほんとうにお勧めします。
東京だとここのパンは代官山のfaloさんに行けば食べられるだろうし、僕も個人的に通販で買おうかと考えてます。(とはいえ、買えるのは夏休み後ですね)
世の中に、こういう本物がどんどん出てきてほしいし、
我々広告屋も、働き方というかそういうのを考えなおさないといけないですね。