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MaBeeeでオリジナルのツインモーター自動車をコントロール

2017.07.27 09:27

モノボックスではこれまでに、MaBeeeを使ってプラレールやミニ四駆を動かす体験をレポートしてきました。基本的には電池のオン/オフによる操作なので、前に進む/停止する/速度を調整するといったコントロールがメインです。

けれども、ここまできたら、左右に曲がったり、回転したり、もっと自由に動かしたいと考えるようになりました!

ここで紹介している作品の作り方は、書籍『スマホでおもちゃを動かしちゃおう! "MaBeee"活用ブック』で、詳しくご紹介しています。

そこで今回は、タミヤの「楽しい工作シリーズ」として入手できるパーツをフル活用して、オリジナルのツインモーター自動車を作って動かしてみます。2つのモーターを別々に動かすことで、前に進むだけでなく、左右に曲がったり、その場で回転したりする操作が可能になるはずです。


今回使用したパーツは次のとおりです。いずれも、ネットの通販で購入するか、模型店などで入手することが可能です。

【今回使用したパーツ】

●車体を切り出す

ユニバーサルプレートを車体のサイズに切り出すことにします。なるべくコンパクトに作りたいので、ここでは長さを12cmにしています。

あらかじめ切り取る位置に線を引いておいて、ニッパーで、パチンパチンとはさみながら、切れ目を入れていきます。最後は少し折り曲げると切り取ることができます。

●ボールキャスターを取り付ける

前輪には、前後左右に自在に動く、ボールキャスターを取り付けます。ボールキャスターは付属の説明書を見て、組み立てておきましょう。

ボールキャスターに付属の説明書を見て、組み立てておきます。ここでは、35ミリの高さで組み立てています。

ユニバーサルプレートの前方中央にボールキャスターを固定します。ボールキャスターのキットに付属のネジとナットで4カ所を固定しています。

●ギヤボックスとモーターを組み立てる

ギヤボックスを箱から出したら、中に入っている説明書を見ながら組み立てます。この作業は、ちょっと時間がかかるかもしれません。

ギヤボックスに付属の説明書を見ながら、ギヤボックスを組み立てましょう。回転速度は、ギヤ比によって決まります。いくつかギヤ比の組み合わせがある場合、なるべく比率が大きいものを選んでください。ギヤ比が大きいほど、ゆっくり動くので、操作しやすくなります。

箱からタイヤとホイールのセットを2組取り出します。ニッパーで、ランナーから切り離します。タイヤの穴が大きい側からにホイールをはめ込みます(左)。反対側から見るとこうなります(右)。

モーターの六角シャフトに、タイヤを取り付けます。グッと奥まで押し込んで、固定します。

●電池ボックスを組み立てて配線する


電池ボックスに付属の説明書を読みながら、電池ボックスを組み立てます。

2つの電池ボックスと、2つのモーターをそれぞれ導線でつなぎます。ここでは、線をねじって固定しているだけですが、ビニールテープで補強したり、ハンダづけしたりすれば、よりしっかり固定できます。



ユニバーサルプレートの下側にギヤボックス、上側に電池ボックスを固定します。ギヤボックスは、ユニバーサルプレートに付属のリベットで取り付けています。電池ボックスはひとまず両面テープで固定していますが、ネジ止めするとより安定します。


電池ボックスに電池を入れます。それぞれに単3電池と、単4電池を入れたMaBeeeを各1本ずつ入れています。電池を入れたら電源をオンにします。なお、この電池ボックスは逆転スイッチ付きです。このあとの操作で自動車が後進する場合には、レバーを逆にしましょう。

●アプリとペアリングしてコントロールする

MaBeeeコントロールのアプリを起動したら、「レバー」を選んで、左下のボタンをタップします。

2本のMaBeeeをペアリングします。MaBeeeの番号が表示されたボタンをタップすると色がわかり、別々にコントロールできるようになります。設定できたら「閉じる」をタップします。

2つのレバーに、それぞれMaBeeeがセットされました。

左右のレバーを上下することで、MaBeeeをコントロールできます。操作方法は、次のとおりです。

2本のレバーをうまく動かして、前に進んだり、左右に曲がったりして操作してみましょう。ラジコンカーを動かすのと同じ感覚で楽しめます。操作の様子は動画でも公開しているので、ぜひ見てください。さらに自動車に飾りを付けたり、コースを作って、それに沿って進むようにするなど、いろいろな遊び方で楽しんでみましょう!