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星空観察会

2017.07.27 14:49

こんばんは。住職です。

7月27日よる7時、安洞院境内にて地元もちずり学習センター主催のイベント、星空観察会が開催されました。担当の方によれば、今回はすぐに満員になったとのこと。岡山小と月輪小の子供たちと保護者の皆さんが境内に集いました。

天体望遠鏡で木星や土星の輪っかが見える!そんな期待を抱いて当日を迎えましたが…

天候は生憎の曇り空。´д` ;


天地自然は人間の思惑どおりに行かないものとは知りつつも、やはり悔しいですね。雨天の場合は学習センター屋内の座学の予定でしたが、曇りだったので境内の駐車場にスクリーンを広げて準備をすることに。

今回講師を務められたのは、地元の天体観測の専門家、福島天文同好会のダブル佐藤さん。阿吽の呼吸(⁉︎)で、プログラムを進めていきます。星座早見表の見方、宇宙のクイズ、星の話、天体望遠鏡の使い方、などなど。


まるで曇天に星空が現れるようなプログラムでした。そして、来月8月のお盆の頃に見える夏の風物詩、ペルセウス座流星群の見どころなどもレクチャー頂きました。

今年は8月13日の明け方が見頃を迎える模様。お盆休みで皆が集まった帰省先で夜空を眺めるのも良いですね。いくつかのサイトでは見どころの詳細も紹介されています。


http://www.amro-net.jp/meteor-info/08_perseids_j.htm

(流星電波観測国際プロジェクトHP)

終了後に話を聞いてみると、標高が10メートル違うだけで、湿度や大気の条件から星の見え方は全然違うとの事。


安洞院のような市内からアクセスしやすいちょっとした高台が、子連れやファミリーには穴場なのだとか。一番空気が澄む秋〜冬の季節は、福島盆地の西側よりも東側の方が気候条件が良いため天体観測には適しているなど、目からウロコの情報が満載でした。


さすが天体観測のプロですね!


お寺から西側の盆地の眺望、東側の里山の美しさ、そのいずれも素晴らしいと思っていましたが、何と頭上を仰ぐ空にも魅力があったのでした。これは全くの盲点でした。


住職としてお寺の新たな魅力を再発見できたことに、心より感謝するばかりです。外から俯瞰してみないと、中にいる魅力は見えにくいものかもしれません。


秋〜冬には、澄んだ空に望遠鏡を向けるようなファミリー向けの企画も考えてみようと思います。晴れると良いですが、曇りならまたそれでも楽しめる何かをご用意します。

日日是好日ですね(^^)


住職 合掌