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知名度のないマジシャンが『VALU』を活用できるのか。

2017.07.31 00:52

今熱いサービス『VALU』をマジシャン目線でみてみます。

▶ マジシャン♠もやしくんのVALU

◆『VALU』って何?

VALUのサイトによると……

VALUは、だれでも、会社の株式に見立てた VA を発行できるサービスです。カンタンに発行して、好きな価格をつけて、他の人と売り買いすることができます。

とのこと。


会社の株式のようなものを個人で発行できる。つまり資金調達ができるんです。

いろんな捉え方がありますが、トレーディングカードに例えた説明が個人的にはしっくりきました。

人気のカードほど価値が高まっていくということですね。


VAはビットコインを介してやりとりされます。

VAを購入するにはビットコインが必要です。

自分のVAを発行してそれを誰かが購入すれば、ビットコインが手元に入ります。

VA売却によって得たビットコインを自身の活動資金に使えるわけですね。


クラウドファンディングは個別のプロジェクトに対して資金を募りますが、VALUの場合は自分自身をアピールすれば資金調達ができてしまいます。


知名度のある人はVAがバンバン買われていますけど、無名な人はなかなか注目されません。

そこで活用できるのが優待です。VALUでは株式のように優待をつけることができるのです。


VAの価格はその需要によって変動します。

購入したVAの価値があがれば、それを売った時にプラスになります。もちろんその逆もあり得ます。

つまりVA発行者の信用がかなり大事になるのです。

◆VALUは将来への投資!

マジシャンはパフォーマンスレベルをあげるのに結構なお金がかかります。

道具や資料は高価なものが多いですし、勉強時間や練習時間(を得るための金銭的な余裕)も必要です。

マジシャンに関わらず、他のパフォマーやクリエイターにも同じことが言えるでしょう。


応援してくれる人からの支援があれば、活動の幅はかなり広がります。


しかしまだ本格的に活動していない人が見ず知らずの人にVAを買ってもらうのはハードルが高いでしょう。

そのハードルを一気に下げてくれるのが優待だと思うんですね。

◆マジシャンが優待を考えてみた

優待を上手く使えばVAを買ってもらいやすくなります。しかし安売りは禁物です。安売りしまくって手元のVAが全て売れてしまっては、その先の資金調達ができなくなってしまうからです。


長期的にVAの価値をあげていくことを想定しながらの優待設定が良いと思います。


僕が最初につけた優待はVA保有者全員を対象にした【コミュニケーションに役立つマジックレクチャー】です。

マジックは日常に馴染みきっていないものなので、日常と接点のあるものが受け入れられやすいかなと。動画でのレクチャーなら体を動かす必要もありません。優待のためにハードスケジュールにしてしまっては、アルバイトと同じです。せっかくのVALUの価値がなくなってしまいます。


次に思いついたのが普段からやっている【出張マジック】の優待。価格のバランスを考えて100VAの設定としました。

VAの売却を小出しにすれば仕事もセーブできますし、長期的に価値を高められます。

実際に現在やっている仕事を優待にするのはアリだと思います。


そしてもう一つ。新たに追加したのが【企業/商品のPRマジック動画】の優待です。

企業ロゴを使ったマジックや商品を使ったマジックを演じ、PR動画として活用してもらう優待です。


優待を設定する上で意識したのは、信用を得ることです。VA購入者に対して出張マジックや動画作成をして、そのクオリティが高ければ信用してもらえます。

信用してもらえればVAは保有し続けてもらえるでしょうし、次の仕事にも繋がりやすくなると思うんです。

逆にクオリティが低ければVAはすぐに手放されてしまうでしょう。なので信用してもらえる自信のあるスキルを優待にしてみました。


こうして直接評価されることがVALUの理想の形なんじゃないかと僕は思います。


農家さんが有機トマトを優待にしたり、イラストレーターさんが似顔絵を優待にしたりしていますね。これもトマトの美味しさや似顔絵の上手さが評価(VAを保有し続けるかの判断)に繋がりますよね。


VALUは様々な側面があるので、人それぞれ捉え方が違いますし、僕の捉え方もどんどん変わっていくと思います。

VA保有者が1人でも増えると楽しくなってきますね。引き続き上手く活用する方法を探っていきます。


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VALUについてはイケダハヤトさんの記事が分かりやすいです。始めてみようかなって方はここから入ると良いと思います。