<参加報告> 7/24 Work Smarter!〜時短ママでも管理職を目指せる環境づくりへ〜
ちょっと時間が経ってしまいましたが、
東京ワーキングママ大学×アクセンチュア
Work Smarter!〜時短ママでも管理職を目指せる環境づくりへ〜 に参加してまいりました。
http://wm-univ.com/ws-official/
『時間がない、を味方にしよう』素敵なコピーですよね。
今のところ管理職を目指してはいないのですが、時短で働くことに悩みがありまして、ふと、そんな状態(今の自分のような状況)で働きながら管理職になっているなんてどんな方たちだろう?どんな環境で、どんなモチベーションでお仕事をされてきたんだろう。と、興味が止まらず。
散々迷った上で、午後半休もらって行ってきました。
もともと人事部向けのイベントだったようですが人数限定でワーママも参加OKとのことで、個人のワーママの方も何名かいらっしゃっていたようです。
アジェンダは下記の通り。
・企業向け説明会(人事向け)
・Work Smarter! プログラム紹介
・時短仕事術講座
・管理職のリアル!先輩ママ生の話
(時短で管理職に就いたワーママさんのパネルディスカッション)
・企業交流会(人事向け)
一つ残念なのが、タブレットを持参し、かなりの量メモを取っていたのですがWi-fi が切れてしまい保存されていなかったと言う凡ミスを犯してしまいました。。
仕事時短術は、お試し版のため一部のみの講座でした。
が、講座の中であがった「仕事量を圧縮するためのワザ」は、早速業務に役立てられそうなものばかり。
先に書いた通りこの部分のメモがごっそり消えてしまったため私が記憶として持ち帰ったもののみとなりますが、おすそ分けしますね。
<GDPメソッド >(Goal Setting/Design/Perform)
ゴールを設定する なぜやるのか、いつまでに何をやるべきか
デザイン 仕事の進め方をデザインする、タスク優先順位をつけ、どのように仕事を進めるか設計する
実行し、成果を出す ステークホルダーを巻き込みつつタスクを実行し成果を出す
・仕事の目的を明確化する
(その上で無駄な業務が増えないように管理する)
・曖昧な点を残さずに、確認してから業務に移る
・確認の際は質問はまとめて、一度で済むようにする
・同じような作業は同じ時間にまとめて処理する
・スケジュール、タスクを見える化する
<気づき>
時短になった今だからこそ、業務の基礎の再確認が重要。
時間がないからとすぐに業務に手をつけるのではなく、まず目指すべきゴールを確認・決定して、どう進めるかまでデザインした上で取り掛かった方が効率がいい。
加えて眼から鱗だったのが、
「毎日時間を意識している働いている時短ママだからこそ、業務の無駄に気がつきやすく、簡素化や改善のきっかけを作ることができる」
というお言葉でした。
時短勤務だからこそメリットにつながる点もある というのが私にとっては大変な救いで、時短だからこそチームの役に立てる部分もあるんだ とモチベーションが上がりました。
続いて、パネルディスカッション。
こちらも印象に残ったお話しを過剰書きで。
・上司に管理職への昇進を打診された際、時短だから無理だと断ったが、
「自分は長く働くことだけで評価はしない、短時間でいかに効率良く働くことができるかで評価する」「あなたには短時間で効率良く働くことにトライしてほしい」
と言われ、背中を押された。
・女性はそもそも管理職に向いている。さらに、子育て経験のある女性は柔軟であったり、寛容であったり、成長させることが得意とも言える。
・管理職の方が ワークライフインテグレーション を実現しやすい
(ワークライフインテグレーションとは)
・ストレスを溜めない方法は、気をぬくこと!みんなデフォルトで頑張りすぎ!たまには業務中に席を立って背中を伸ばすくらいのゆとりを持って!
・決して、「どちらも完璧に両立しなければいけない」 と思い込まない。頼れるものには頼り、甘えられるものには甘えること。
さらに閉会後、登壇者の中のお一人に質問をさせていただきました。
「時短の私が仕事を引き受けることが会社のためになるのか と、引け目を感じています。気持ちを切り替えて働けるように、何かお守りになるお言葉をいただけないでしょうか」
質問?でもないですかね。笑 これ今見ると、ただのSOSですね。
こんな無礼な声かけにも、登壇者の方は丁寧に答えてくださいました。
・今だけ業務量を落とすのはアリ。その代わり時短だからと言って全部をあきらめるのはやめて。
・自分できちんと決断して、自分だけのゴールを決めて、そこを目指していくこと。
・育児について、来年はもっと、再来年はもっともっと今より楽になっていることを忘れないで。
・自分も未だに、大事な商談の日に子供が体調を崩したりすると叫びたくなることがある。ある程度割り切ることも必要。必要以上に気にしすぎないで。
普段から、部下の方にも同様のお声がけをされているそうです。
最後は
頑張ってね、頑張りましょう。
と、笑顔で見送っていただき、なんだか胸がいっぱいでした。
自社には女性マネージャー自体少ないこともあり、貴重な機会でした。
有給いただいてまで参加すべきか本当に迷いましたが、イベントをきっかけに、確実に業務へのモチベーションが変わったので、本当に参加してよかったです。
「業務時間」で貢献できないなら、「質や内容」「効率」で勝負する。
「短時間」で「質・内容・効率」を上げることができたとしたら、
短時間であることはかえって武器になりますよね。
とはいえ、私自身、実務においてはまだまだ模索中です。
「自分だけのゴール」を探りながら、日々の業務やその向こうのキャリアをデザインしていきたいと思います。
時短勤務をどう過ごすか。
よく考えたら、会社に居られる時間は人より短いんだから、くよくよいじいじしている暇はありませんでした。笑
今後のWork Smarter!プロジェクトにも、期待大です。