昨日の投稿の解説をしてみます
足の問題より咽から起こった問題でしたから咽の調整を行わないと良くはなりません。
首の骨にも影響しているようです。
それが問題で肩や首の後側の筋緊張がでています。
当然これは引っぱられて緊張しているので縮んでいる訳ではありません。
深層部の咽から表層部の筋肉に影響を与えている訳です。
そして腕にも影響しています。
咽から下方向には、器官、気管支の右前を通って一部肺の底面に影響し、そのまま小腸にも影響しています。
そこから大腿前外側の筋肉に半表半裏層としてでてきて、下腿前外側を下ります。
そこからまた指先の骨に影響し第四指の違和感となっていた。
というのが正しい解説なんだろうなと思います。
必ず身体はつながっています。
絶対に一部分が一部分だけの異常で終わっている訳ではありません。
だから一部分しかみてないと見落とす訳です。
痛みのある周囲しか見ていないとこの場合だと前脛骨筋部から大腿前外側の筋肉にしか反応はでてきません。
痛み=運動器疾患と位置づけるのは大きな間違いだと思います。
それを明確にしようと思えば意識を使った診断が必要不可欠です。
それが正しいか正しくないかは、それらの異常反応がなくなったかどうかで判断できます。
こういうことが起こって第四指まで影響をしていたみたいです。
最初に第四指にはあまり問題がないと動画でも言っていますが、それがなぜわかるのか?
主訴の局所に異常が集中しているというより、その深さの触診をしているからわかります。
局所に全く問題がないというより、奥深くには反応がありました。
でもそれだけです。
なので最終的にはこれが治らないと楽にはなりません。
つまり表面の異常ではなく奥深い異常だということが触診をすればわかります。
もちろん触診しなくてもわかりますが触診すれば明確にわかります。
そして患者さんにもその感覚を伝えることができます。
主観的ですが、主観はとても大切です。
患者さんの生活に密接に関係します。
痛みや違和感があることで身体を傾けて動いていたら誰が考えてもわかるように
どこかに異常を起こすのは明白です。