旅の終わり。
東北ルーツ音楽室presents 音楽の時間 vol.1『イーハトーヴの途中』女川公演。
朝一でカンパニーメンバー全員で移動し、女川へ。移動途中で空腹で耐えられなくなったのはこの人。前日に差し入れで頂いた今巷で話題のスイカパンにかじりついていました。これ、見た目のインパクトもさることながら、美味しいのです!仙台のパン屋さんとは知らなかった・・・。
町を散策し、美味しいとうもろこしで腹ごしらえをして1回目の本番。
4月に取材に来てくれたおながわエフエムの高校生アナウンサーの阿部こころちゃんが当日券でシーパルちゃんを握りしめて来てくれました。ドラムをやっているそうで、広瀬ちゃんのカホンに興味津々。8月5日には弾き語りライブに出るそうですよ!がんばれ!
目が回るようなタイムテーブルの中、しっかり押さえました。女川ではもちろん海鮮丼とウニ丼。腹が減っては戦は出来ぬ。広瀬さんは一年待ちわびたうに丼との再会に幸せそうでした。
女川の会場は2015年末のまちびらきと同時にオープンしたまちなか交流館のホール。窓の外には真新しい駅前の通りが、そしてまだまだ工事中の海が見えます。本番ではこの窓を背中に背負って、広瀬さんと立石さんが演奏しました。窓から見える景色がそのまま背景になる、借景です。
この企画が立ち上がった時、広瀬さんと一緒に公演地を決めました。真っ先に候補に挙がったのが仙台とここ女川でした。この町が、私たちにとって大切な場所で、立石さんとも縁がある場所だったから。
課題も沢山残りましたが、この場所で公演が出来たことが本当に嬉しかったです。
6年前にはこんな日が来るなんて信じられなかった。あの時は信じられなかったその未来に、私たちは確かに生きている。
『イーハトーヴの途中』はあの日までとあの日からの過去と現在とこれからを旅する歌物語。この旅の途中で私たちは沢山のことに気づき、出会い、色んな想いに触れました。
見に来てくださった方たちから嬉しい言葉を沢山もらいました。この言葉たちが、きっとこれからの私達を支えてくれる。そんな言葉でした。
終演後に風船を背負ったこどもたちが駆け回る。立石さんや広瀬ちゃんと音を交わす。それは泣きたくなるような幸せな光景でした。
これにて東北ルーツ音楽室presents 音楽の時間 vol.1『イーハトーヴの途中』宮城ツアーが終了。足をお運びいただいた皆様、ご協力いただいた皆様、気にかけていただいた皆様、ありがとうございました。
またここに必ず戻ってきます。
そして10月28日・29日は東京公演です。
29日の13:30の回はすでに残席僅か。ご検討中の方はお早めに!
チケット予約→https://t.co/hL9CG2aVgw
海の幸も勿論美味しいのですが、肉のクオリティも高いのが宮城です。