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Climbing in China seen from Japan

中国(上海)でクライミングをはじめるメリット

2017.07.31 06:02

新しいメンバーが増えてきているので、中国(上海)でクライミングをはじめるメリットをまとめてみました。

1:ジムの使用料金が日本よりも安い

一番のメリットはこれでしょう。日本のクライミングジムは場所によって価格帯が様々ですが、一般的に都市型のクライミングジムの場合、初回登録入会金で1,000~2,000円、1日券が平日1,500円、休日2,000円といったところでしょうか?年回券は12万円(1か月1万円)といったところ。

中国(上海)の場合、年々価格は上がっているのですが、1日60~70元(1元16円計算で1,000円~1,200円)年回券は3,000~4,000元(48,000~64,000円)と日本の半額程度です。

たしかに日本のジムの方が綺麗で設備メンテナンスも行き届いているというのもありますが、ジム利用料金の安さは中国でクライミングをはじめる大きなメリットになるでしょう。


2:クライミングジムへのアクセスが容易

中国でのクライミングと言うより上海に限定したメリットなのですが、ジムが比較的上海市内のアクセスしやすい場所にあり、週末だけでなく平日でも仕事帰りに少し練習なんてことも可能です。

地下鉄やタクシー料金が安いので、ジムまでのアクセスコストも日本と比較して安いのもメリットです。タクシーを捕まえることができなくても、シェアサイクルだって使うことができます。平日夜10時ぐらいまでジムがやっているので、ジムで汗を流して軽く食事、地下鉄終電がなくなっても、タクシーで帰ることができるというのもメリットです。

上海の主なジムの場所に関してはこちらを参照ください。

3:中国人はもちろん各国の人とセッションできる

登る壁はあっても、クライミングに言語の壁は存在しません。

たとえ中国語や英語ができなくても、ジムに行けばいつも優しいおせっかいな常連クライマーがいて、丁寧に登り方を教えてくれます。上海には世界各国から人が集まっていますのでたくさんの欧米人が登りにくることもあります。

ワールドカップ中国大会開催期間だと有名クライマーが同じジムに!なんてこともありました。中国人の友達はもちろん欧米人のクライミング仲間ができるのが、中国(上海)でクライミングをはじめるメリットです。

もちろん、上海ロッククライミング倶楽部に入れば、日本人のクライミング仲間ができます。基本一人でも登ることができるクライミングですが、気の合う仲間と「ああでもない」「こうでもない」と言いながら登るセッションは、とても楽しいですよ。

登ったあとの一杯は格別ですw初心者の方はビールジョッキ持つ手がプルプルするかもしれませんが。。。


まとめ

2012年をピークに中国(上海)における日本人の数は減少していますが、上海クライミング倶楽部への入部部員は増えています。

2020年東京オリンピックの正式種目にスポーツクライミングが選ばれたことによりクライミングが注目を浴び、野口啓代楢崎智亜のようなワールドカップ優勝する実力と華のあるクライミングスタイルのスター選手がメディアに登場したことも要因かもしれません。

「せっかく海外に来たのだから、何か新しいことやってみよう」という時、テニスやサッカー、野球といったメジャースポーツは、全く経験のない初心者がはじめるには少し抵抗感があるかもしれません。その点クライミングは倶楽部メンバーも8割以上が上海でクライミングをはじめたという人ばかりなので、初心者がはじめやすいスポーツだと思います。

倶楽部のメンバーは「自分達も上海に来てからクライミングをはじめて、色々ゼロから教えてもらった」という人が多いので、これから新しくはじめる人にも丁寧に教えています。

この倶楽部のサポートがあることも、中国(上海)でクライミングをはじめるメリットだと思います。「興味はあるけど、できるかな?」とお考えの方はぜひ一度下記に連絡、参加してみてください。