リネンに包まれる
仕事でリトアニアリネンと関わってから1年と3ヶ月目に入ろうとしています。
私は昨年春に、リトアニアリネンとご縁をいただき、今日に至ります。
リネンといえば、イメージする季節は夏ですよね。
やはり今がシーズン真っ盛りだと思うので、今夜は 私なりの気付きを書き残しておきたいと思います。
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最初にショップでご購入いただいたお客様からよく言われたことは、
「癒される」
という言葉でした。
癒される
「リネンで癒される。」
「見るだけで、触れるだけで癒される。」
「リネンの香りが好き。」
とても感覚的な言葉ですよね。
これは、
お客様が、アロマやナチュラルな暮らしに拘る方が非常に多いからこそ出てくる言葉かも知れません。
ある意味うちのお客様は偏った方々。
非常に「感覚」を大事にして暮らしている方々なのだと思うのです。
例えば、リネンに香りがあるのか否か。
これは、雨の匂いだとか、そういった類になると思います。
誰でも、得意分野とか、敏感な部分は様々で、私にも鈍い分野というものが かなりあります。
「素材を感じ取る力」も、色彩感覚のようにある人とない人が居るのかも知れません。
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6月から服の方でホームウェアをスタートさせました。
パジャマよりは、外にも着ていけるようなもの。
というか、一日中着ていられるものがいいなぁとパンツを2型 作ってみました。
素材は、シャリ感のあるリトアニアリネン100%。
着ていただいた方々は皆さん
「気持ちいいー!」
と言ってくださる。
そこでまた気付きました。
スカートよりパンツの方が、肌に触れる部分が多いから、気持ちいいと感じるのだと。
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リネンを掛けたり敷いたりして眠るということ。
これは、私の言葉で表現すれば、
「浄化」に近い効果 を感じます。
「癒される」とは、心が浄化されるようなことではないでしょうか。
リネン本来の抗菌作用とか、速乾性でベットが清潔を保てる 効果もあります。
でも、それだけではない「何か」があると
感じるのです。
そして、その効果はリネンならどれでも同じ ではない…
限られたリネンだけにあるのです。
疲れがとれるような軽さ。
ほんのり温かく、決して暑くない。
または、包まれる安心感。
見て触って、ほんの少し気持ちが和らいだら、それは大切な一時になるでしょう。
今回の記事は自分のために書き留めておきます。
リネンさん、いつもありがとう。
2017.08.1. sae*kiri