不断の努力@中3
2017.08.01 15:42
今日、”明日から頑張る”の生徒は来ませんでした。
口だけ達者で、置かれた現状に対して瞬発力がない、
きっと今日もダラダラ過ごしたんだろうな、と
残念に思っていたのです。
明日はまた説教でしょうね。
しかし、そんな沈んだ気持ちを、別の子が
吹き飛ばしてくれたのも確かです。
学校の補講は日に7時間、塾に4時間いて学習、
そんな状況下においても学習ペースが衰えず、
学校の課題や独学、塾課題で
1週間で150ページ超の演習量を突破。
そんな中3生もいます。
なぜ暇な子が暇を持て余し、
忙しい子がさらに自分に磨きをかけようとするのか、
その意味はよく理解しかねるところですが、
そうやって、人の差は実力の差以上に
努力の差によって広がってゆき、
裏付けとしての自信とか可能領域が変化してゆきます。
周囲の環境の差でしょうか。
はたまた、ご家庭の方針の差でしょうか。
個々の意識の差なのでしょうか。
それは、いろんなパターンがあるので、
正確には分かりかねますが。
”普段の”努力は、”不断の”努力から生まれます。
途切れさせないことで、興味が広がってゆきます。
こういうことだったんだ、の連続、
そういうことだったんだ、の積み上げ、
それがいかに楽しいことなのか、ということを
経験的に知っているのか否か。
何度か訪れる集大成の機会のたびに、
不断の努力が自分にもたらすものを何度も
自覚することによって、何かにハマり抜くことの
本質的な意義を知ってゆくのかもしれません。