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Hell Near Effect Board Design

HNEBD MAKING / PATCH

2017.07.28 14:55

主に使用している工具類です。エフェクトボード製作で使用するのは画像のもので足りています。始めた当初からほとんど変わりがありません。


度々登場しておりますが、PB のピックツールは色んな場面で活躍してくれております。先端の形状が 4 種類あり、リペアの際は形状で使うものを選びますが、シールド製作時はどれでもいけるので気分で選んでいます。

CAJ x KLOTZ / PATCH には方向性はありませんし、もたせての製作もしておりません。

ただ、シールド自体に矢印的なマークが書いてありますのでその向きにしたがって製作しています。こうすることでボードをバラした時にパッチケーブルをセンドなのかリターンなのか大きく分けれるメリットがあります。私に。


収縮チューブは色々試し、ルックスも耐久性もすばらしいヘラマンタイトンのものを使用しております。激しく細かな点ですが、ボード内のパッチケーブルはすべてロゴが見える位置でハンダづけしております。収縮チューブもパッチのロゴ位置と向きを合わせています。

若かりし頃、市販のモノはどうしてせっかくのロゴがあっちこっち向いてるんだろうか、と長年疑問に思い自分が作るなら合わせるな、ということで私が作るので合わせています。


この妙なこだわりはパッチが増えれば増えるほど、コレはアレのだな、と一部分の変更時に実は役立っています。主には素晴らしい商品に対する感謝ですが。

パッチケーブル製作は時間が勝負だと思います。芯線、シールド線を剥いた時点から酸化が始まる、気がするのでいかに早く銅線をさばきハンダ処理するか。仕上がりの優劣は酸化か否か、の時間がポイントだと思っています。完成後、一本ごとにチェック、長さを図りプラグを拭いて接続、取り回し固定、次のパッチ製作へという流れです。


こんな感じで製作しております。

完成です。完成後は小型アンプ、大型アンプの両方でサウンドチェックします。

ギターもシングルコイルのもの、ハムバッキングのものでそれぞれチェックし、問題がなければ完成のご連絡、納品日時と場所を打ち合わせ、ご指定いただいた場所へお届けさせていただいております。


今回も本当に楽しく製作させていただきました。

なんだか得体の知れないホームページにアクセス、そこからのメールというアクション、本当に感謝しかありません。本当にありがとうございます。


完成後のチェック時、ものすごい好きな音が鳴るな、と思うのも当然。ワウとコンプ以外、私と同じ機材という偶然でありました。スイッチャーに関しては色まで一緒という(笑)




掲載許可をいただけた山縣様、本当にありがとうございます。

心より感謝しております。