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今日の出来事&今日の一冊

2017.08.02 09:44

今日の出来事


やっぱり夏休みは殆ど出来事ってものが無いですね、、


昨日❓は凄い雨に雷でしたねぇ😢  

家にずっと居ましたが、窓を閉め切った部屋でテレビを見ようとしたら外が五月蝿過ぎて

殆ど聞こえませんでしたw

しかもニュースで住んでるところが凄い事になっててびっくりしましたよ、、


でもなんか、、30度ずっと越えてたから、

今日は本当に過ごしやすかったですw

涼しい☺️



今日の一冊


今日は、

日本アパッチ族       小松左京さん

の紹介です。


先ずはあらすじです。

終戦直後の大阪で、鉄を食べる人間が出現した。

名は「アパッチ」。

1日に平均六キロの鉄と0.2〜0.6リットルのガソリンを摂取し、その肉体の強靭さとスピードは、人類を遥かに凌駕する。

彼らはやがて全国へと広がり、日本の政治、生産機構までも揺さぶるようになっていった......


この本では、この世界に、昔、鉄を食べる人間がいた、ということ、

更には、今は死滅したのでは、ということが兵士の間で噂されています。


主人公は、今の世界ではクビになることもないんじゃ無いか❓と思うほどくだらない理由で追放されてしまいます。


追放された主人公は、何とか生きようと努力します。

その途中、外に、脱出しようと、何週間も前から計画を立てて生きてきた男と出会います。

2人はそれから、何度もぶつかり合いながらも、脱出を試みる。

しかし、主人公を庇った男は後少しの所で命を落とします。

そして、やはり1人ではうまく生きていけず、

怪物に襲われ、死にかけました。

それを、助けた者がいました。  それがアパッチです。

そして、主人公が目覚めると、火に照らされて、赤黒く光る鉄屑の塊が目の前で、

この鉄を食べ、アパッチとして生きるか、

このまま死ぬか、選ばされます。

勿論食べて生きる道を選びます。

その選択が辛い人生の始まりでした。

人間を捨て、世界から疎まれる、アパッチという存在として生きるのですから...


この本は、とてもよく、人間の本性を表していて、裏切られた者が取る行動の、リアリティある恐ろしさ、など、

非常によく書かれています。




この本を読んだら、あなたも、

障害を持つ人々などに対して、偏見を持たないように気をつけてみてください☺️

アパッチだって、同じです。

なりたくてあのような姿になったのでは無いのです。

周りの当たりに耐え切れず、

全てに絶望したからこそ、仕方無く、そうなっただけなのですから......