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はじめに

2017.08.03 14:42

ブログを書いてみなきゃな、何を書こうかなと時間が過ぎてしまっていました。

元々、ブログを書いたりすることが無いもので、筆をとることに迷いが生じていました。(笑) 書きはじめます。

合氣道を習っているのですが、先日の稽古で黒帯の方が、

○「握るのではなく、包む」

○「手で何かをしてやろうと思っては効かない」

とおっしゃられました。

微妙なニュアンスの違いですが、とても合点がいき理解ができました。

手で何かをしてやろう の件にも通じると思うのですが、何事も力づくでおこなうのみでは効果は薄く、リラックスして全体を自然に使うことが大切なのかなと思います。

合氣道は身体の使い方の勉強にとてもなるなと感じ、今ではライフワークになっています。

言葉の意味合いや漢字により表現される物事にとても意識が向きます。

尊敬する鍼灸の先生の著書で『鍼』『灸』についてこう書かれています。

『鍼』

鍼は、金へんに感の下にある心のない文字で構成されています。鍼は金属のただ一片にすぎませんが、治療者の心をもって感覚(氣)を通じさせ、宇宙自然の法則に人体を適応させるものなのです。

『灸』

灸は、久病(慢性病)の久の下に火を書きます。慢性病は灸で温めることによって氣血の流れを改善し、自然治癒力を高めることができるのです。

この意味を常に感じながら自分は鍼灸を患者さんに施術しています。



握る∵手の指全部を内側へ曲げる。また、そのようにしてものをつかんだり、持ったりすること