陰と陽?
先日、春風亭小朝さんの講演を
聞く機会がありました。
噺家さんって目の前で話を聞いた
のは初めてだったのですが、
本当に話が上手ですよね。
話題が本当に聞く人を飽きさせないし、
微妙に下ネタなども織り込んで
笑いもたくさんとって。
その中でいくつもへえと
思うような小話が有ったのですが、
その中でこんな話が有りました。
「日本の文化は陰と陽の組み合わせで
成立っているものが多いのですよ、
例えば盆踊り、手のひらをひらひら
と返すしぐさがありますよね、
あれって掌が陰で甲が
陽で、」
その組み合わせで踊りが
作られているそうなのです。
それからひな壇の人形の配列、
あれも陰と陽の組み合わせで
作られているとのことで、
とにかく日本の文化は、
その陰と陽の組み合わせで
うまくバランスを取っているのだ
(肉体的あるいは精神的に)という話でした。
ふとそんな話を聞きながら、
良く物事の一つの側面だけを
一方的に見て、怒っている社員や
お客さん、とにかく自分の立場で
物事を考える事しかできないと、
一方的なものの見方と
言い方になってしまい、
バランスが悪いなと思って
しまう出来事があります。
私が直接そういう話を聞いた時には、
確かにそういう側面から見れば
そうかもしれないけど、
でも相手の立場から見れば、
そうではないのではないか。
と話すことがあります。
例えば、大きなたとえ話になりますが、
太平洋戦争の発端は、本当に
日本に原因があるのかという意味で、
日本人が悪いと思っているのが大方の
話ですよね。
実は、当時フーバーアメリカ元大統領の
歴史書の中で、日本を戦争に追い込んだのは
アメリカ自身であり、その考えに
マッカーサーも同意したと書いているのです。
これは我々の常識を覆す考え方で、
やはり表の理屈だけでなく裏の話もあったのだと。
複雑な解決しにくいと思われるような
問題が発生した時、一方的なものの見方に
なっていませんか?
背景にある原因や裏側からの見方に変えて
考えてみたら、解決の糸口が
見つかるかもしれません。