浅草ぽんやり紀行

浅草5丁目 カフェ NOAKE

2017.08.04 04:55

こんにちは。 暑い夏、

しばし休憩しますと言いつつ、

 最近涼しい日もちらほらありますので 

気温が下がり次第、隙をみて活動しております。

早く地底生活もしくは海底都市での生活、

はたまた宇宙での生活に憧れる今日この頃です。


 今回はカフェ単発を2件。 

まずは浅草5丁目のカフェ NOAKE TOKYO


行き方は、グーグルマップと読んでいるあなたの方向感覚におまかせします。

気づきましたか・・・?

本来、浅草のオリジナルマップをつくる野望のぽんやり紀行ですが

易々とグーグルマップを利用していることに・・・?

怖い怖い・・・・あーーーーーー

なんか怖いなーーーーーーーー。

心霊に雑な稲川淳二です。夏ですからね、雰囲気を出してみました。


今回は、カフェ中心でまとめていますので

どう見てもこれでは辿り着けないだろうという縮小地図をお飾りで入れています。

心の中でこの地図を「野垂れ死にマップ」と命名しております。何の役にも立ちません。

これでお店に来れたらすごいです。素直にググってください。




さあ、ではここから真面目に

主観バリバリの心の声と共に NOAKE をご紹介していきます。

まずは入り口の「しめなわ」ですね。

なんだこれは!と圧巻されます。

神聖な雰囲気に入っていいものかと一瞬戸惑います。

おしゃれ空間に遭遇した時、わたしは昔から動悸・眩暈に見舞われるのです・・・。


~こわ~い余談~

はじめてスターバックスに入った時もそうでした。

おかしいな~なんかへんだな~という感じはしたのです。

気づいたら、もはやそこはただのカフェではありませんでした。

仕来りや暗黙のルール、文化を構築したひとつの国家だったのです。


まず、サイズからわからない。S・M・L表記ではなぜだめなのか。

よく見ると英語とイタリア語が混ざっているではないか…!

ルーツも意図もわからない。

摩訶不思議な世界に閉じ込められ、泣きそうになりました。


言いなれないドリンク名をイントネーションもわからぬまま読み上げ、

サイズを指定した際に

錯乱のあまり、「tall」を「たーる」と言ってしまった。

こんなことってあるだろうか。

わたしは、コーヒーを頼むだけのレジの前で、

火刑に処せられたジャンヌダルクの如く顔から火が出るほどの苦しい公開処刑にあった。

珈琲店では、火を火刑ではなく豆を炒るために使われていることをしんみりと思いながら赤っ恥だけをかいて味もわからぬコーヒーと対峙する時間が永遠のように感じられたのです。。


はい。余談でした。みんな戻ってきて~。


神聖なしめなわに話を戻します。

ここを見つけたら、とっとと入ってください。

おしゃれな空間の威圧に負けてしまいそうになりますが大丈夫です。


入ってみればすぐに自分の纏う空気と店内の空気が馴染み、

居心地のいい空間へとなるでしょう。





おしゃれな空間に緊張するあなた、

まずはレジへ行き飲み物とお腹が空いていればおやつを注文しましょう。



ひとつひとつが作品のように丁寧に飾られたケーキやスイーツ。


「最近ちょっと食べすぎちゃってるから・・・」

「今間食控えてるんだよね~」

というあなた。何を言っているんですか。


さっき、しめなわをくぐって来たじゃありませんか。

しめなわってご存知?

神域と現世を隔てる結界なのよ・・・?ええ!さっきグーグルで調べました!

はい!もうここは現世ではありませんー!

男子は掃除してくださいー!

現世じゃないから甘いもの食べていいんですー!

という、屁理屈がまかり通る空間です。

美味しそうなものには本能で答えてあげてください。

ダイエット中でも実は心の中で甘いものを食べるチャンスを伺っているあなた。

NOAKEのレジ前に行けば簡単に「今日くらいはいいだろう」と並べられたケーキたちが背中を押してくれます。



さて、飲み物はなににしましょうか。

珈琲を飲みに来たけど、中国茶にしよう。

気まぐれもカフェをたのしむコツです。

わたしは、中国茶のれいし紅茶とレモンジンジャーケーキを頂くことにしました。


むはあ~。れいし紅茶のライチの香りで幸せな気分になれます。

レモンジンジャーも生地がしっとり、美味しいです。

そう思っていた時、店員さんから

「こちらどうぞ。お使いください~。」と持ってこられたのがこちら。

じゃーーーーーん!!!


突然の重箱!!

「お節きたーーーーー!!!!!」

内心かなり動揺しました。

この立派な木製の箱はなんでしょうか!!

気が動転するあまりうっかりお節をたのんでしまったのか、

はたまたしめなわをくぐった此処は竜宮城だったのか、

なぞは深まるばかり。

開けましょう。



ぱっかーーーーーーん。

木箱の中には、紅茶とケーキにつけるフォーク・砂糖などのセットでした。

「おしゃれ」という鉄槌で猛烈なビンタを食らったのは私だけではないはず・・・。


あっぱれ。まいった。かんぷく。

そんな文字の羅列が超特急で脳内を駆け巡りました。



そんなこんなで、店内の雰囲気はこちら。

素敵ですね。

テーブルや椅子の高さが低く、配置に余白があって落ち着く空間でした。

紅茶もケーキもおいしかったです。

ごちそうさまでした。




最後に、イラストでまとめてみました。



悪ふざけが過ぎる内容でしたが

せっかく書くならたのしく!と愛をこめて書いております。




では、次回は浅草4丁目の CAFE REISE のまとめをお送りします~!

つ づ く!